裏と表 #24
- カテゴリ:自作小説
- 2012/07/24 21:48:43
✿主な登場人物✿
・中山 萌・・・可愛らしいドジっ子。自分磨きを頑張る。
・福田 苺・・・可愛くて人気者の女の子。顔だちが素晴らしいほど可愛い。
・大山 貝斗・・・イケメンの萌の幼馴染。人気者で明るく、まっすぐな子。
・大田 勇気・・・イケメンで貝斗と競い合ってる。クールで違う意味で人気者。
・水原 梨花・・・萌のいとこの美人&アメリカ暮らしのモデル。
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第二十四章「後悔するよ?」
桃子「ふぅ~ん・・・。後悔するよ?悠斗君・・・。」
悠斗「は?」
悠斗はふりむいた。
桃子「ううん。何もないよー。じゃあね。」
と悠斗を置いていこうとした。でも・・・。
悠斗「待て!!どういう意味だよ・・・!」
と腕をつかむ悠斗の腕をそっと見てニヤッと笑った。
桃子「やっぱ梨花ちゃんの事になると必死なのね。」
悠斗「うるせー!どういう意味だってきいてんだよ!!」
強く腕を握った。
桃子「離して。痛い。」
と睨んだ。
悠斗「っ・・・・。」
嫌そうに手を離す悠斗。
桃子「ふふっ・・・はははは!!バカねぇ?教えるわけないじゃん・・・。」
と悪魔の顔を見せた桃子はそのまま立ち去った。
悠斗「もっ・・・桃子!!待てっ!!」
走っておうものの、悠斗は道の角で見失ってしまった。
悠斗に不安の波が襲う・・・。
梨花「こっ・・・こんなとこに呼び出してな・・・なに?」
こんなところとは『ある思い出の場所』
桃子「ここさ・・・。一緒にあそんだよねぇ・・・・。梨花ちゃんとさ・・・。」
そこはあの8年前の火事事件のデパート。
全て燃えて跡形もなくなってるが、はっきり1本の柱が残ってる。
梨花「この柱・・・。懐かしいね・・・。」
桃子「3年前か・・・。勇がなくなったのも・・・・」
と柱に手を当ててうつむく。
梨花「そうだね。そういえば勇君とはあんまり遊べなかったっけ・・・。
私はアメリカに暮らしてるから夏休みしかこれなくて・・・・・。」
と柱に手を当てようとすると・・・・
桃子「さわんないで!!!」
梨花は手を止めた。
梨花「なんで・・・?桃子・・・」
桃子「梨花ちゃんは何も知らないでしょ!?あの日の事も・・・勇の事も!!」
ときつく睨んだ。すごく・・・鋭く・・・。
梨花「あの日の事はわかんない。でも勇君の事は知ってるわ!!」
桃子「きれいごと言わないで!梨花ちゃんはいいよね!美人で優しくてモテる!
でも・・・私を見てくれるのはあの人しかいなかったの・・・・・。」
と涙ぐんだ。
梨花「桃子・・・。そんなことないよ!桃子だって・・・」
桃子「さわんないでって!!」
桃子は柱を触らせることを許さなかった。
梨花「桃子・・・変わったね。昔はそんなんじゃなかった。」
桃子「わかんない?あの・・・あの事故のせいよ!全部・・・」
と泣きまくった。
梨花「桃子・・・。」
梨花は柱に思いをこめた。
梨花(勇・・・。桃子を変えて・・・。元気づけてあげて・・・貴方しか・・・いない)
そう柱に思いをこめてその場をあとにした。
梨花「萌ー?萌いるのー?」
家に入る梨花・・・・・。
梨花「萌ー?返事しなさ・・・き・・・キャーーーー!!」
そこにあったのは萌の・・・・。
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第二十五章に続く・・・。
※実話ではありません。
何があったの!?
もう少し待ってくださいね(。◠‿◠。✿)
すぐ書きますので(✿ฺ-ω-)ゥンゥン♫
萌ちゃん
どうしたの!?!?
気になる-