フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2012/07/24 17:28:59
上野で開催中のマウリッツハイス美術館展。
そこで展示されている
「真珠の耳飾りの少女」を見てきました。
平日を狙っていったので、
混雑もさほどではなかったです。
入場も10分待ち程度。
とはいえ、「真珠の耳飾りの少女」は、
最前列で立ち止まらずに鑑賞する場合、
30分待ちの列の後ろに並ばなくてはいけません。
一応、その列に並んだ後、
再度、前の人の肩越しから見る方に並び直し…、
ふ~ん…
フェルメールの人気の高さは、
北欧で生活する人が皆、憧れる光の描写…、
…なのかもしれませんが、しかし、安寿にとっては…、
少ないが鮮やかな色使いであり、
くっきりとした表情の描写なのです。
そして、それが「真珠の耳飾りの少女」では
際立つからなんだと思っています。
ですから、フェルメールへの評価の高まりは、
アニメが市民権を得た21世紀日本だからだと思います。
別の言い方をすれば、
安寿にとってフェルメールは、
「デルフォイの眺望」、そして
「真珠の耳飾りの少女」がすべてなのであって、
他のフェルメール作品は、
それがフェルメールであっても、
私にとってはさしたる意味をもちません。
他の絵は、暗く、ぼんやりとした感じがあります。
ですからフェルメールは、日本において過大評価されていると思います。
とはいえ、ポストカードとA4サイズの「真珠の耳飾りの少女」を買ってしまった…
さて、どこに飾ろう…
だって、
箸が転んでもおかしい年頃の「少女」ですもん。
私があの絵にマンガ調の吹き出しをいれるとしたら、
「え? なに?」
そして、
きらきら~☆、きらきら~☆、
と輝きを描いちゃいます。
そりゃあ、心が軽やかですよ、私たちと違って… ☆\(ーーメ)
動揺しやすい?とも違うしなぁ・・・と思ったのですが、うんうん。
軽やかさを持ちたいです。どうも頭が固いわ・・・私(苦笑)。
並ぶといっても、平日なら、なんとかなりますよ。
ミッフィーとのコラボ人形、確かに売ってました。
そうか、神戸にも巡回するんだ。
オランダのマウリッツハイス美術館は現在、改築らしいので、
フェルメール人気の高い国をこうして「巡業」しているみたいです。
「不安そう」というより、
この子は「心が軽やかに動く人」ではないかなと思っています。
クリクリとした眼が、心の軽やかさを感じさせます。
私もその展示会、観に行きたいな〜と思いつつ行けずじまい・・・
やっぱりならぶのですね^^;
この展示会記念で真珠の〜とミッフィーのコラボをみかけて、かわいい〜って思いました(´∇`*)
どうも失礼しました!
神戸に来るまで待とうと思います。うう・・・関東は遠いです。
あの少女の表情は、何かにためらっているような不安そうな感じが好きです。
笑顔やはつらつとした表情にない、女らしさがこもる絵だと思います。