Aladdin アラジン PARTⅡ
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/07/21 09:34:03
アラジンの続きの前にサラ・ブライトマンさんの曲紹介
Harem/Sarah Brightman
http://www.youtube.com/watch?=U5TV8D7Pno4
こうした至福のときがすぎると、男はまたその秘密の洞穴から出て、「山の老人」の
ために戦う。男は何の恐れもなく戦う。それは、戦いで死んでも、自分がはっきりと
現実だと思ったあの楽園にすぐにもどれるのだ、と信じているからであった。
性的至福が約束されているということが、イスラム軍の勇猛さの謎を解く本当の
鍵であった。コーランによると、戦争で死んだ兵士はみな、「大きな、美しい、輝いた目」
をした天女たちにかこまれて、永遠の悦楽を享受することができるという。
アラジン一派の人々は、月を女神のシンボルとして崇拝した。それは、西欧で
「光を放つ容器」というと聖母マリアと聖杯とを連想させるのと同じである。東洋の
詩人たちによると、「光を放つ容器」からは精霊djinn(祖先の霊)が現れるという。
この容器は精霊が現れるアラジンのランプであったと同時に、最も古くから人々が
あらゆる霊魂が現れると信じていた月でもあったのである。月は死者の住む地であり、
また再生の地でもあった。それは、「運命」の輪がぐるぐる回ることによって、
すべての霊魂が再生するからであった。天女たちもまた月に住んでいた。月は
おそらくアラジンの住む秘密の洞穴から射す光であったであろう。
「アラビアンナイト」には、アラジンの洞穴に入るための合言葉「開け、ゴマ」
Open Sesame が出ている。この言葉はエジプト語のseshemu(=性交)と関連が
あった。seshemuの象形文字は、男根がアーチ形の女陰のシンボルに挿入
されているものあった。古代文化はすべて、人間が楽園に入る思想を表すために
ある種の性的シンボリズムを用いたのである。
Barbara G. Walker
The Woman's Encyclopedia of Myths and Secrets
かぐや姫の物語もそうだけど、やっぱり月は神秘的な天体だよね^^b
ヴァルハラはオーディンが治める天界のようだよ。
死の天使たち、ヴァルキューレが勇敢な戦士の霊魂をそこへ連れて行くとあります(´・ω・`)
あちらは勇敢だった兵士限定だったかな
天女が月に、ですか・・かぐや姫のお話みたいですね(´▽`)