たまにはブログも更新しなきゃ、と思い、とりあえずつれづれなるままに。

うーん、最近あったこと…。



本を読んでいます。2008年に起こった金融危機について書かれた本です。
1990年代のJ.P.モルガンが作ったデリバティブ商品と信用市場の活況について述べられて、
2000年代に入ってJ.P.モルガンがチェースと合併して、
住宅市場がリスクが潜在化したまま巨大に膨らんでいって、
2007年に入って倒産が起こり始めて、
2008年にズドンと爆発してしまう、という話です。

うわ、全然まとまってない…。

のこり数十ページというところまで読み進めていて、あとはリーマンの破産で終わると思うんですが、栄光と衰退がものの見事に描かれています。
全米でベストセラーになったそうですが、自国の悲惨さを本にして何で売れるんだろう。
日本で起こった銀行の不良債権問題を本にしたのなんて、誰も読まなかったのに。

巨大すぎて潰せない、というのが最後のキーワードになってくるのだろうな、と思っています。
あとは、スーパーシニアと呼ばれるデリバティブ。これがどう爆発するのか。

人々が会社を潰させないように、金融市場を混乱させないように、画策していくのに、誰も止められないで流されていく様が、ちょっと悲惨です。

デリバティブは本で調べた程度しか分からないけれど、実際実務に携わる人は、どんだけの思いで取り組んでいたのか、気になります。