白ガチャ20弾がリリースされて、あちこちでアラビアンな方を見かけますねぇ(´ω｀)

ところで皆様方、シンドバットは船乗りだって知ってましたか？＾＾；
ちなみに本職はバグダッドの交易商人だったりして。

出典はアラビアンナイト（千夜一夜物語）。
シンドバットは貿易商で、作中７回もの航海に出ます。
Wikipediaに載ってるあらすじを、平たく下記にまとめてみました。
茶色の部分ですが、長いので流しちゃっても結構ですよ＾＾

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①　島だと思って上陸したのが実はクジラの背中でした。
　仲間は皆死んじゃうor見捨てられて孤独なシンドバットはある島に到着。
　そこで面白いものを見つけて島の王様に話すと王様は港の隊長に任命してくれました。
　ある日、さる故人のひと財産を乗せた船を見つけて、聞くと実は自分の財産。
　これを機にシンドバットは隊長を辞職して故郷に帰りましたとさ。
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②　無人島に置き去りにされたシンドバット。
　島にはルフ鳥という巨鳥がいたのでその足に自分をくくりつけ脱出。
　ついたところは険しいダイヤモンド鉱山で、
　生肉の仕掛けを使って鳥にダイヤを取ってこさせる採取法。
　シンドバットはダイヤをかき集めて肉に自分を縛り付け脱出しましたとさ。
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③　着いた島は猿が寄ってたかって船を打ち壊してくる「猿が島」
　ボスの人食い大猿から逃げようとしたが失敗。
　皆殺されて生き残ったのは、筏で脱出できたシンドバット達３人だけ。
　着いた島で再び蛇に殺されそうになるが事なきを得て、通りがかりの船が救助。
　実はその船は↑②で失ったはずの自分の船でしたとさ。
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④　船が難破して着いた先は「食人種の村」。そこで出されたものを食べると
　知性を失い家畜同然になってしまう。彼は仲間を失い島の反対側の街へ脱出。
　そこで無事結婚までこぎつけるものの、現地の習慣では
　伴侶に先立たれたやもめは伴侶と共に生き埋めになるそうな。そして妻病死。
　置き去りにされた井戸の中で、死者を食べにくる動物を発見し、尾行して脱出、船発見。
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⑤　たまたま乗り合わせた商人がルフ鳥の怒りを買い、船難破。
　着いた島で老人に「肩車して川渡しをしろ」というのでその通りにしたら、
　終わってもなかなか降りてもらえず、まるで乗り物扱い。酔わせて振り落として殺す＾＾；
　船に戻るとそれは「恐怖の海の老人」だとか何とか。その後各所で交易に成功し帰還。
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⑥　船が山に激突し難破。数人が助かった。島は宝石やら香木やらの資源豊富だが
　肝心の食糧がなく残った仲間も皆餓死。節制して生き残ったシンドバットは宝石を集めると
　筏を組んで一か八かの川下りに出る。そして運よく人のいる島に流れ助けられた。
　島の王に拝謁して宝の一部を献上し、シンドバットの王へお土産持たせて帰してくれましたとさ。
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⑦　これで航海は終わりのつもりだったけど、王にお土産の返事を贈れと言われて出発。
帰り道で怪物に遭い、船ごと飲まれて一人だけ生き延び、ある島へ。
落ちてた白檀で筏組んで川下りしてたら老人に助けられ、白檀を市場で売り大儲け。
その上老人の娘と結婚し、老人が死んで莫大な財産を相続しちゃう。
しかしこの島の男、毎年春に翼が生えて皆どこかへ飛んでってしまう。
連れてってもらうことにしたが、高さに驚きアラーの名を口にすると、急に山に降ろされる。
綺麗な子供が出てきて杖くれて、言われた方に行くと自分を落とした男が蛇に食われてる所。
シンドバットは蛇を杖で倒し助けると、アラーの名を言わない条件で連れ帰してもらう。
妻によると男たちは悪魔の兄弟であり、ここは不信の町だそうな。そして帰還。おしまい。
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シンドバット難破しすぎ。しかも生き残り過ぎ。ｗｗｗｗｗ

ツッコミどころが多いけど面白いですよね。
ニコタはこういう魅力的な原作を生かそうとは思わないのかしら(・ω・)
フェネックとか出てこないし。絨毯は別の話だし。
砂漠どころか海だし。


ところで。
千夜一夜のあらすじ全体を眺めて、うっすらと思い出しました。
何だか見覚えある話ばかりだと思ったら、
むかしむかしにハードカバー７巻分　２回も読破していたことを。
すっかり忘れてた＾＾；
古い本だったから、表現が小難しくてなかなか印象に残らなかったんですよね～；
色々Hな話が多いとか、皆やたらアラーを讃えまくるとか、思い出してきました。

……でも、千夜一夜物語について語れる人って　そういないだろうな＾＾；
あ、いたとしても私がついていけないか（笑）