配達あかずきん
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/07/19 17:24:23
「配達あかずきん」 大崎梢
「成風堂書店事件メモ」シリーズというらしいですね~
初めての作者さんです!
学校で配られた図書館便りに載っていて、面白そうだったので・・・
あらすじは、
「いいよんさんわん」―近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪した母を捜しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が、さまざまな謎に取り組んでいく。
これも、日常の謎だそうですね~!
こんな謎が日常にあるのか?っていう感じが少ししますが(笑)
でも本屋さんには日常なのかっ!?
「本屋の謎は、本屋が解く!」だそうです!!
一章で完結するお話で、一番好きなのは最初の「パンダは囁く」ですね!
パンダ出版社がどこなのかはすぐ分かりましたが、それがああなるとは!!
一番好きな登場人物はバイトのヒロちゃんこと吉川博美。
あの天然っぷりとドジっぷりはすごい(笑)
本好きには楽しいお話でした♪
本屋さんで働くのもいいかも?なーんて(笑)
え、2作目は少し重いんですか・・・?
「平台がおまちかね」、ですね!
今度読んでみます♪
シリーズ2作目の「晩夏に捧ぐ」は、ちょっと重い話でしたけど・・・
この人の、やはり出版関係の仕事をしている人が主役の「平台がおまちかね」も面白いですよ。
成風堂もチラッと出て来くるので、知っているとニヤリとできます。機会があれば、ぜひ☆