第36話~危険な敵現る!?~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/07/16 17:40:46
~これまでのあらすじ~
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=346994&aid=41958629
第36話 危険な敵現る!?
不思議な夢に出てきた謎の神々
その謎が今解き明かされる・・・・・!
アクア:当てはまるのは一つのグループだけ
四季の精霊たちだ
リーフ:そうか!確かに一致している!
ホノオ:でもさ、おかしくねーか?
あいつらは精霊だろ?神じゃない
皆考え込んでしまったが、シルフが意見を出した
シルフ:女神たちに聞いてみよう
でも、どこにいるんだろ?
さくら:私、探してくるよ!
そう言って部屋を飛び出し、とりあえずいつも女王様がいる場所に向かった
だが、扉の前に来た瞬間、スカイの声が聞こえた
スカイ:あの5人には我らの後を継いでもらう事になります
女王様:しかし、5人はまだ経験不足です!
すぐにというわけには・・・・
ユニコーン:あの5人は既に命の大切さまで知っております
問題はないでしょう
女王様:それにさくらさんは人間界に家族がいるのです!
どうするというのですか?
サファイヤ:人間界でさくらさんに関わっていた方々の記憶を消せばいいのでは?
そうすればこちらで暮らせますよ
女王様:そういうわけにはいきません!
彼女の記憶は絶対に消せません
抵抗するでしょう
フェニックス:我らの力を使えばすぐに消せる
今この瞬間にでも出来ますよ
女王様:すべては彼女の意思に任せてあげて下さい!
スカイ:考えておきましょう・・・・・
さくらは途中で思わず声が出てしまいそうになった
慌ててその場を離れたが、足音を立ててしまった
女王様:今のは・・・・まさかさくらさん?
聞かれてしまったようですね
サファイヤ:本人の了解を得るのは難しいかもしれませんね・・・・
別の方から声がした
?:僕たちも聞いていましたよ!
そこにはシルフ達が立っていた
シルフ:いくらなんでもあんまりじゃないですか!
リーフ:記憶を消すなんて絶対にダメ!
アクア:たとえ神であっても許されることではない
ホノオ:さくらが承知しても俺たちは絶対に止めるからな!
フェニックス:理解してちょうだい
サファイヤ、貴方も何か言って・・・・
サファイヤ:私も彼らと同じ意見です
さっき言った言葉、取り消しましょう
フェニックス:サファイヤ?!
でも・・・・・
サファイヤ:いくらなんでも記憶を消すのはいけないと思います
ルナライト様ならそう言われると思われます
今日はこれぐらいにいたしましょう
そういってシルフ達に目で合図をして一緒に部屋へ行った
3人の女神は思いがけないセリフに動けないでいた
~その頃のさくらは~
彼女は森まで走っていた
涙を流しながら
森の奥まで来ると足を止めた
さくら:記憶を消すって・・・・
なんで消されなきゃいけないの・・・・?
なんでなんだろ・・・・・
?:それは記憶が邪魔だからだよ
さくら:誰?!出てきなさい!
近くの茂みで物音がした、慌てて距離を取る
出てきたのは・・・・・ダークメア!
ダークメア:神になったらニ度と人間界に帰れなくなる
悲しむことが無いように記憶を消すのだ
知らなかったのか?
さくら:知ってたら悩むわけないでしょ・・・・?
今回はなんの目的があってきたの?!
ダークメア:お前を迎えに来た
さぁ、共に世界をやり直そう
さくら:絶対に一緒に行かない!
あんたは私の大切な仲間を傷つけた!そんな人と行くわけがないでしょ?
ダークメア:ならば無理やり連れて行く!
突然、さくらの周りに黒い手が現れた
さくらに向かって手を伸ばしていく・・・・・
さくら:「聖なる光よ!その力で悪をはじき!我を守りたまえ!」
自分の周りにシールドを張った
そこに、テレポートで移動してきたヒビキが現れた
ヒビキ:嫌な予感がしたので来ました!
俺も戦います!命令を!
さくら:シルフ達にこの事を知らせて!
急いで!
ヒビキ:合点承知!
そういうと消えた
ダークメア:仲間が来る前にシールドが持たないぞ!
確かに、所々が薄くなってしまっている
さくら:仲間を信じて待つ!
~その頃ヒビキは~
彼はレベル5なので一瞬で来れると言うわけではない
数回のテレポートをし、シルフ達の部屋へたどりついた
いきなり現われ、呼吸も荒いヒビキに皆驚いていた(サファイヤは驚きませんでしたが)
ヒビキ:さくらが大変だ!
ダークメアと戦ってるけど防御が精一杯みたいだ・・・・
サファイア:話している場合ではないようですね
シルフ:急いでいきます!
ヒビキ、俺達を現地まで大至急頼む!
サファイア:私も連れて行って下さい
足手まといには決してなりません
それに、彼は疲れていますから私が現地まで行きましょう!
そういうといきなり窓を開けてジャンプした!
慌てて覗きこんだシルフ達が見たものは巨大な水の龍に乗ったサファイヤだった
水でできた触覚が伸びてきて、シルフ達を乗せた
乗せた途端、すごいスピードで滑空しはじめた
果たして間に合うのか?!
~続く~
今回はさくらがピンチ!
ていうか、ヒビキの予感がすごいですねw
もしかして、何か秘められた力があるのでは・・・・・?!
(期待しないでくださいね?ないかもしれないのでw)
次回もお楽しみに!
ま・・・・、いいか。
で、番外編の第六章がかけましたので、読んで下さい。
今ふぅ汰むsと「なくなってたのかも」とか言ってるんですが・・・違いますよね?;;