☆千利休と朝鮮
- カテゴリ:その他
- 2012/07/15 00:24:17
面白い本を見つけました(「利休 茶室の謎」瀬地山澪子著 創元社)。
難しいことは省略しますが、この本によると、千利休が完成させたとされる茶道のルーツは朝鮮と関係する可能性は十分ありそうです。また、堺は古墳時代にはすでに大陸との交流を持つ土地であったことや、陶磁器の技術の輸入などを視野に入れると利休の謎がいっそう深まりそうです。
ところで、秀吉は最終的には中国まで遠征することを考えていたとされますが、利休と朝鮮の関係が密であったとすれば、その前段階の朝鮮出兵を阻止しようとして、利休が命をもって諫言したという説はますます信憑性を帯びてくる気がします。
しかし、利休は何の反発もすることなく秀吉の命に従ったというのは、本当のところどうなんでしょうね?
軍師とか言われてるし
切腹させられたてのも…
なんでか解明されてないし
物語性を強めたセミフィクションですが、秀吉と利休の微妙な関係が面白いですよ^^