✿主な登場人物✿
・中山　萌・・・可愛らしいドジっ子。自分磨きを頑張る。
・福田　苺・・・可愛くて人気者の女の子。顔だちが素晴らしいほど可愛い。
・大山　貝斗・・・イケメンの萌の幼馴染。人気者で明るく、まっすぐな子。
・大田　勇気・・・イケメンで貝斗と競い合ってる。クールで違う意味で人気者。
・水原　梨花・・・萌のいとこの美人&アメリカ暮らしのモデル。
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第二十章「過去は過去で流せばいいのにね」

これは悠斗と梨花がまだ距離を縮めてた頃の話。
梨花（高校１年生）悠斗（高校１年生）
3年前の話にさかのぼる。。。。。。。
桃子「ったく、しっかりしなってー。ねえ？悠斗君」
この頃桃子は高校１年生。
悠斗「そうだぞ！萌！」
萌は中学１年生。
萌「びぇぇ～～～～ん・・・。悠斗兄ちゃんってばつめたい～～～！」
床にすがってなく萌。
梨花「だらしないなぁ～・・・。ほら、かしてみなさい？この問題はね・・・」
この頃梨花は高校１年というのにトップモデルで、いいにおいの香水をつけてる。
萌「梨花姉ちゃんいいにおいする！ピンクローズの香り・・・？」
梨花はそのにおいに気付く萌を見て『クスッ』と笑った。
梨花「ええ。ピンクローズ。よくわかったわね～」
と頭をなでた。
萌「は・・・はい・・・。」
桃子「梨花ちゃん！萌を甘やかしちゃだめだっつーの！」
梨花「いいのよ。この子もわかってると思うし。ねっ？」
と『あの』笑顔で笑った。
萌「う・・・うん！」
梨花はまた笑ってカバンを持って家を出て行った。

悠斗「どこ行くんだ？」
梨花「え？暑いしジュースでも買いに行くの。一緒に行く？」
と親指を立てて、フッと後ろをさして誘った。
悠斗「ああ。行こうかな・・・」
とポケットをあさってお金を確認した。
梨花「いいわよ。私のおごりっ＾＾」
と笑う梨花。
悠斗「マジ！？じゃあ行くかっ！」
遠慮を知らない悠斗はもらえる物は貰えとお金を貰った。
梨花「うーん。ダイエット中だしー・・・水でいっか！」
と150円のミネラルウォーターをポチッと推した。
悠斗「あれ？ジュース買いにきたんじゃなかったのか？」
梨花「ああ、ジュースは萌と桃子の分にって思ってさ。悠斗どれにするの？」
梨花は些細なとこも気を配るいい子。
悠斗「そっか・・・。俺は・・・コー」
『コーラ』といおうとしたとき、梨花の手の中にあるミネラルウォーターが目に入った。
自分はおごってもらっておいてジュースを飲むなんてさすがの悠斗も許さなかった。
悠斗「水！水がいい！」
梨花「水ぅ！？いやいや、遠慮しなくていいのよ？今コーラって言いかけた・・・」
悠斗「水って言ってんだろ！」
とポケットからお金をだして自分で払った。強引にボタンを押した。
梨花「あっ・・・・」
すると悠斗は強引にキャップを開けて一気飲みをした。
梨花「あーあ・・・。いいの？」
悠斗「いい！」
この瞬間悠斗は少し嬉しかったのです。
だって自分が『好きな子に』いいとこを見せれたと思ったから。
梨花「バカじゃないの？おごるって言ったのに。フゥー。」
一方梨花は何も関心していなかった。
悠斗（よしゃー！いいとこ見せれた！）
梨花に気持ちはとどいてないのに心の中で舞い上がる悠斗でした。
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第二十二章（過去編）へ続く・・・。

※実話ではありません。