✿主な登場人物✿
・中山　萌・・・可愛らしいドジっ子。自分磨きを頑張る。
・福田　苺・・・可愛くて人気者の女の子。顔だちが素晴らしいほど可愛い。
・大山　貝斗・・・イケメンの萌の幼馴染。人気者で明るく、まっすぐな子。
・大田　勇気・・・イケメンで貝斗と競い合ってる。クールで違う意味で人気者。
・水原　梨花・・・萌のいとこの美人&アメリカ暮らしのモデル。
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第十九章「苺、暴走」

涼子「どうしたんです！？大丈夫ですか！？」
と走って医者を呼びに言った。
萌「ま・・・ママが・・・ママ・・・が・・・倒れ・・・た・・・」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿バタッ。
梨花「萌・・・！？萌っ・・・！？」
ゆすっても起きない萌。心配した梨花は真っ先に看護師をよんだ。
看護師A「凛子さんは今治療中なので、私が見ますっ！」
梨花「お願いします」
と早く点滴をうって治療は終了。
看護師A「あのぉ・・・梨花さん・・・ですよね？モデルと女優の・・・」
と照れくさそうに言った。
梨花「え？・・・ええ、そうですけど・・・」
看護師A「ファンなんです！よければサイン・・・」
凛子「仕事場で何してるの？早く戻りなさい。」
看護師A「ゲッ！凛子先輩・・・。はぁ～い・・・」
と戻っていった。
凛子「あの人は大丈夫よ。なんか少し悪いものが入れられてたみたいね・・・。　
　　　　でも一命はとりとめたから安心してね(｡◠‿◠｡✿)」
梨花「あ・・・はい。ありがとうございます。」
凛子「ふぅん・・・。本当に美人ですねぇ。世界１の笑顔って聞いてるけど、見せて？」
梨花「へっ！？なんの話ですか！？わかりません・・・！！」
梨花は顔が真っ赤になった。
凛子「ふふっ、可愛い＾＾なんかそういうとこ萌ちゃんに似てるのね」
といって帰った。
梨花「萌に・・・似てる・・・？萌もこんな仕草を見せたの？病院・・・でぇ・・・？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ガラッ。
貝斗「どーも！あれっ？梨花さんじゃないですか！どうも。」
梨花「あんたのせいね！！どうにかアメリカにかえる前に解決しなきゃね・・・」
貝斗「えっ！えっ！？あの・・・梨花さ・・・」
梨花「ヤバっ！映画の撮影忘れてたぁ！！」
PLLL....
梨花「ああ！ヤバイ！監督からだ！海外だから空港間に合わないっ！！」
といいながら電話を出た。『ﾋﾟｯ』
梨花「もしもし？ああ、梨花です。すぐ向かいますので待っててください」
と全部英語でしゃべっている。
とあわてて出て行った。
貝斗「英語力ハンパねー・・・」
一人ポツンとあっとうされる貝斗。
貝斗「梨花さんってすげーんだなぁ～」
＿＿＿＿＿＿＿＿ガラッ。苺「ええ。すごいわよ」
貝斗「苺っ。お前・・・」
貝斗はあの日の梨花の忠告を気にしていた。
苺「・・・でも」
貝斗「え？」
苺「あのキレイな顔が崩れていくのよねぇ・・・。残念・・・クス。」
とクスクス笑うその笑顔はまさに可愛い小悪魔ではなく完全な・・・
『悪魔』の顔だったのでした。
その顔にはさすがの貝斗も気付いた。
『コイツは危ない』・・・と。

マネージャー「何してたんですか！？１０分過ぎてます！！」
梨花「飛行機には乗れたでしょっ！まあ・・・悪かったけど・・・」
とあるいて現場についた。
マネージャー「では、待ってます。頑張ってください」
と深く丁寧なお辞儀。
梨花「ええ。がんばるわ。」
と走っていった。
監督「じゃー、１シーンいきましょー！よーい・・・スタートぉ！！」
そのシーンは梨花がそっと歩いて力を抜き、地べたに崩れ落ちてなくシーン。
梨花「・・・そんな・・・嘘でしょ・・・」
海外映画なので全部英語。
梨花は隣にある高いポール数本の隣に崩れ落ちる設定。
梨花「嘘・・・だわ・・・うわあああああ！」
うまい演技で泣き崩れる。
そして・・・・・・・・。
____________ポトンポトンポトン.....
梨花「え・・・・？」
監督「危ないっ！！！！」
苺「クス・・・。クライマックスね・・・」
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第二十章へ続く・・・。

※実話ではありません。