引き潮
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/06/28 22:22:36
海に映る星の数を数えていた
それは波に揺れている
強い波が来た
星が壊れた
一つ壊れた
二つ壊れた
目をつぶり
耳をふさいだ
三つ壊れた
四つ壊れた
しゃがみ込んだ
息を止めた
五つ壊れた
六つ壊れた
愛が壊れた
一つ一つ壊れた
それは黒い海に沈んでいく
何一つ残らずに
波の音が響いている
それは全てを消し去っていく
潮風がやさしくさよならを歌う
その時全ての光が消え去った
もう
何もない
なんとなくポッと浮かびました
七夕ってなんか寂しい・・・
海のすぐそばに住んでいたことがあります
海は毎日表情が違います
笑っていたり
怒っていたり
最後は全てを持ち去っていってしまう
そんな強い存在でした
ふところの深いやつ
引き潮って お空のお星様もさらっていくんだね
でもまた満ちる そして再び希望の光に溢れる
海と過ごす時間が大すきです
心も洗ってくれるようで
波の音はゆりかごのようで
読み終わった余韻に浸っています
時の流れを感じ 心がだんだんと澄んでいきます
もう 何もない・・って所がいいなぁ~
日常は煩悩が多すぎて つい見失うものがあります^^v
確かに前向きに
上を向いて歩こうですね!
下を向いていては
問題は解決しない
上を向いてハッピーに
いきましょう!
波が揺れて星を消し去った
でも。。
空を見れば
物怖じもせず
キラキラと輝いてる
空の星は輝いてるのに
なぜ悲しそうに海面を見つめてるの
ちょっとだけ上を向いてくれれば
輝いてるのがわかるのに。。
見る方向を少しだけ変えてくださいな。。。
短冊に書くお願いは一つ?
それともたくさん!
自分はたくさんのお願いを書いちゃうかも
欲張りですからね
一つだけの大切なお願いは
叶うといいですね
それには努力もしなければ・・・
ファイトです
君との思い出を自らの手で壊した
さようなら・・・愛しい人よ
新しい光を求め 僕は進むんだ
七夕の静かな夜に決心
短冊に願いを込めて・・・