裏と表 #10
- カテゴリ:自作小説
- 2012/06/27 13:30:00
✿主な登場人物✿
・中山 萌・・・可愛らしいドジっ子。自分磨きを頑張る。
・福田 苺・・・可愛くて人気者の女の子。顔だちが素晴らしいほど可愛い。
・大山 貝斗・・・イケメンの萌の幼馴染。人気者で明るく、まっすぐな子。
・大田 勇気・・・イケメンで貝斗と競い合ってる。クールで違う意味で人気者。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第十章「お姉ちゃんがっ・・・!」
萌「お姉ちゃんっ・・・・!!」
苺「あっ、萌っ!」
萌は自分につけられた点滴を引きちぎって、姉のとこへ向かった。
桃子「・・・・・・・?」
勇気「っ・・・・・・・桃・・・ちゃ・・・ん・・・」
桃子「嘘・・・。勇・・・なの・・・?」
琴美「ちっ・・・・(汗)」
琴美は走って逃げた。
そして桃子をかばった勇気はさされたまま。
そして桃子はそんな勇気の姿をあの日自分をかばった勇を思い出した。
萌「勇気君っ・・・!!」
苺は医者を呼びに言った。
勇気「だっ・・・いじょうぶ・・・・」
意識を失ってしまった。
萌「やだっ・・・!勇気君っ!?勇気くっ・・・・」
医者「大丈夫ですか!?」
と勇気を運んでいった。桃子はショックなのかなにもわからないような顔。
ボーっとしてないていました。
萌「お姉ちゃん・・・大丈夫?ケガない・・・?」
桃子「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
桃子は何もしゃべらない。なにも見ない。
ただ・・・。ボーっと目の前を見てるだけ・・・・。
萌「ショックだよね・・・?でも私ここにいて守るからね?お姉ちゃん・・・」
とそっと桃子の手に手をつかんだ・・・。
ママ「萌!?桃子の部屋にいたのねぇ・・・」
貝斗「萌・・・!大丈夫なのか!?」
と萌の両肩をつかんでホッとした顔の様子。
萌「貝斗・・・・。」
苺「私が呼んだの。じゃなきゃ病室戻らないでしょ?」
と苺は『フゥ』とため息をついていった。
萌「まあ、貝斗がいるなら安心かな・・・。ママ、お姉ちゃんお願い・・・」
と萌は自分の病室へ戻った。
萌「貝斗、きてくれてありがとう・・・。」
貝斗「おう!お前のためだ。心配だったしな~」
と差し入れのコンビニの袋を棚に置いた。
萌「貝斗・・・。その・・・あの告白の事なんだけどね・・・」
貝斗「おっ・・・おうぅ・・・」
緊張の空気に包まれる・・・・・。
萌「あの答えは・・・あの答えはねっ・・・」
言おうとした瞬間『_____ガラッ。』という音がした。
萌「あ・・・・。勇気君・・・。もう大丈夫なの・・・?回復早いんだね」
でも勇気は息を切らしている。
大丈夫そうな様子なんかじゃない。
勇気「ハァ・・・・ハァ・・・・。萌、俺お前が好きだ」
と息を切らしながら萌に近づき、言った。
萌「へっ!?」
勇気「萌・・・話はまた・・・後で・・・」
と部屋を出て行った。
萌「勇気・・・君・・・・?」
萌は今の数秒前なにがあったかわからなくなった・・・・。
混乱している。
貝斗「勇気っ・・・マジかよ・・・・」
親友として一緒にいた貝斗には辛すぎる事実。
萌「答えは・・・また今度にするね・・・ごめん今日は帰って」
と布団にくるまってしまった。
貝斗「萌・・・。俺は本気でお前が昔から・・・」
萌「うるさい!!!!!!もういいから出て行ってよ!!!!!!!!!」
貝斗「ごめん・・・。じゃあな、萌。差し入れ・・・食べろよ・・・・」
と貝斗は出て行った。貝斗が出て行った後萌は後悔した。
なにしてるんだろうと・・・そして布団の中でないた。
萌「バカでごめんね・・・貝斗・・・・。大好きなのに、今はいえない・・・」
苺「桃子ちゃん、勇気が桃ちゃんって言ってたけど知り合いなの?」
桃子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
苺「桃子ちゃん・・・。何とか言ってよ・・・」
何もしゃべらない桃子にいえない萌・・・。
2人の裏と表が出た日なのでした・・・・。
そして、この裏と表が原因で大波乱を起こすとは・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第十一章へ続く・・・。
※実話ではありません。
続き楽しみにしてます///
裏の顔ですか・・・