Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


裏と表 #9

✿主な登場人物✿
・中山 萌・・・可愛らしいドジっ子。自分磨きを頑張る。
・福田 苺・・・可愛くて人気者の女の子。顔だちが素晴らしいほど可愛い。
・大山 貝斗・・・イケメンの萌の幼馴染。人気者で明るく、まっすぐな子。
・大田 勇気・・・イケメンで貝斗と競い合ってる。クールで違う意味で人気者。
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第九章「最後の決着」

琴美「証拠?早く出して?」
と手をひらひらとして言った。
桃子「あわてないで。これよ」
と証拠を見せた。それは1枚の紙だった。
琴美「桃子ちゃん・・・。何かと思えば紙切れ?私をなめてるの?ん?」
と紙を指で指して笑った。
桃子「笑えばいい。笑えるのもそこまでだから・・・。」
と紙を折りたたんで桃子はカバンからアダプタを見せた。
琴美「っ・・・・!?どこでっ・・・それを!?」
急に顔を変えた。
桃子「琴美さん、自首して。」
琴美「桃子ちゃん?自首するならとっくにしてるわ」
と笑った。
桃子「そ~?じゃあこうするまでね。」
と警察に電話した。
琴美「まって・・・!」
桃子「じゃあ自首して!勇の死を無駄にしないで!!!!!!!」
琴美「っ・・・・。分かったわ・・・自首・・・するわよ・・・。」
というと桃子はフッと笑って帰ろうとした。
すると・・・・。
琴美「甘いわねぇ・・・桃子ちゃん・・・。8年前を思い出せばすむのに・・・」
桃子「へっ?」
『グサッ!』
萌「っ・・・・。今なんか寒気しちゃった」
萌は教室へいたのになにか感じた。
琴美「昔もそうだった・・・。2人が油断して、片方が死んだのよ。フフッ」
そういって琴美は帰っていった。
萌「決戦はどうなったのかなぁ~・・・」
苺「見に行けば?」
萌「うんっ・・・。」
萌は行く前から嫌な予感がしてた。
そして萌は裏校舎へついた・・・そこには・・・。

萌「お姉ちゃん・・・・?」
血まみれに倒れるお姉ちゃんの姿・・・・。
萌「お姉ちゃん!!お姉ちゃん!!救急車っ・・・」
とケータイを持って電話をかけた。
でも・・・・。
萌「あれっ・・・・番号何番だっけ・・・・・姉ちゃん・・・」
とないた。萌はパニックで何番かわからなかった。
苺「萌っ・・・・!?桃子ちゃん・・・・なんなのこれ・・・」
と苺は冷静に救急車を呼んだ。
萌「ねっ・・・ねえちゃ・・・ん・・・ねえちゃ・・・ん・・・。」
苺「萌っ!?」
萌はその場に倒れてしまった。
そして病院へ運ばれた。

桃子は一命をとりとめた。もちろん萌も精神のショックで命に別状はない。
萌「んっ・・・・。」
苺「萌っ・・・・」
萌「お姉ちゃん・・・!お姉ちゃんは!?」
苺「大丈夫、命に別状はない。でも・・・・いつなにがあるかわかんないらしい。」
萌「そっか・・・。とにかく命は助かってよかった!!」
とわらった萌。
琴美「大丈夫ですか?萌ちゃん。あら?苺ちゃんも?」
苺「苺ちゃんも?ってよく言えますね。人殺し・・・」
琴美「あら?死んでないでしょ?フフッ」
と笑って大きい花束を持って出て行った。
萌「大きな花束・・・。なんなの?あれ・・・・。」
真っ赤な大きなバラの花束・・・。
苺「ほぉ~んと、美しいバラにはトゲがあるってね・・・。」
その言葉でなぜか萌はピーンと来た。
萌「トゲ・・・。トゲは刃物・・・。切れるもの・・・・。あの大きな花束のなかには・・・・!」
苺「へっ?」
萌「苺!お姉ちゃんが危ない!!!!!!!」
桃子「キャーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
この悲鳴は病院中に響き渡りました。
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第十章へ続く・・・。

※実話ではありません。

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2012/06/25 16:18
怖い!
けど、おもしろい!



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