第28話~襲撃~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/06/16 15:33:35
~これまでのあらすじ~
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=346994&aid=41067110
第28話 襲撃
あの後
私たちは城に戻り、それぞれの部屋に入って体を休めていた
これから、敵が来るとは知らずに・・・・
さくら:あの技ってすごい疲れるんだよね・・・・・
シルフ:でも、気を失ってたんじゃなくて
寝てたって言うのがなぁ・・・・
さくら:あたしはフェアリーのハーフだけど
これでも人間なんだから!
シルフ:最初に会った時のあのキック力は人間ばなれだと思うんだけど?
さくら:私はフットサル部では唯一の中2のエースだから当然でしょ?
シルフ:ハハハ
さくらとは絶対に蹴りで勝負しないことにするよ・・・・
さくらが言い返そうとしたその時、
ドカーン!
何か大きな音がした・・・・
二人は反射的に扉の外に出た
他の仲間も驚いて出てきている
さくら:みんな!
どこかけがはない?
全員無言でうなづいて、女王様の元へと走った
そして、とんでもない知らせを受けたのだ
女王様:恐れていたことが、起きてしまったのです・・・・
敵が攻めてきました
相手はドラゴン、ミノタロウスなどの手強い相手です・・・・
そして、5人は視線で何かを語り合った後
さくら:私たちが彼らを追い返します!
先代の方々はココで女王様を守っていて下さい!
そういうと、5人は開いている天窓に向かってジャンプして
外に飛び出して行きました
女王様:なんて危険な事を・・・・
でも、どうか無事に戻って来て・・・・小さな勇者たちよ・・・・
~外に出た5人は~
城の中庭に出た途端、怪物に囲まれた
さくらとシルフは杖を剣へと変えて、戦っている
さくらは更なる味方を呼び出した
さくら:「聖なる力に浄化されし者よ!
今、目覚めの時!呼び名、デビル!デス!シャドウ!クローン!」
4人の人影が現れた
そして、状況を悟ったのかすぐさま戦闘に入る
デビルは打撃攻撃、デスは鎌でのスピード攻撃
シャドウは影を使った攻撃、クローンは相手を石化させる攻撃
段々と有利な状態になってきた
アクア:皆、敵を指揮している人物を狙え!
そうすれば混乱するはずだ!
シルフ:ここは3人ずつ分かれて探そう!
そう言った途端、皆はバラバラになった
さくらとシルフとデスのスピード派チーム
リーフとアクアとシャドウの頭脳派チーム
ホノオとデビルとクローンの打撃派チームで分かれた
~スピードチーム~
3人は押し掛けてくる魔物を猛スピードで倒しながら
素早く進んでいた
さくら:こんなんじゃ辿り着けない
突破口を開くしかない!
「聖なる光よ、閃光となり道を開け!」
3人に襲いかかろうとしたドラゴン中心の軍隊が10匹以上倒された
シルフ:「聖なる風よ、鋼となり道を開け!」
疾風の刃がドラゴンを襲い、10匹以上が倒された
デス:魂を冥界を連れていく俺の負担も考えてくれよ・・・・?
と言いつつ一番ドラゴン倒してますけど・・・・?(合計で35匹)
さくら:よしっ!ドラゴン軍の制圧完了!
一気に行くよ!
~頭脳派チーム~
彼らはミノタロウスの軍隊をうまく倒しながら
軍を操っている人物の元へと急いだ
アクア:俺の予想では一番警備が強い所にいると考えられる
シャドウ:何処かと聞ければいいんだが・・・・
その時、シルフが怪我をしているミノタロウスに歩み寄った
そして、人懐っこい笑顔で
シルフ:ねぇ、軍を指揮している人何処にいるか教えて?
ミノタロウス:教えるわけないだろう
馬鹿正直とはこの事だな・・・・
次の瞬間、シルフは相手の胸倉をつかみ、ミノタロウスは宙に浮いていた
シルフは低い声で言い放った
シルフ:怪我だけですまそうと思ったんだが・・・・
なんだったら地獄を見せてやろうか?
大丈夫だ、すぐに楽にしてやるよ!
ミノタロウスはビクビクしながらいると思われる場所を教えてくれました
シルフは笑顔で聞いています
シャドウ:お前の弟は現役の不良なのか?
それとも殺し屋か?
アクア:いや、あんな一面があったとは・・・・
自分の弟だがかなり恐ろしいな
シルフ:兄さーん!
この人が案内してくれるってさ♪
ラッキーだね!
ミノタロウスを含めた3人はシルフに怯えながら走って目的地へと向かった
~打撃派チーム~
こちらの方は目的地関係なく敵をぶっ飛ばしていた
この3人は体力と怪力があるので
道を開くのは難しくなかった
ホノオ:なぁ、このまんまじゃいつまでたっても終わらないぞ?!
デビル:クローンが全部石化させればいい
そうすれば楽に突破ができる
クローン:無理よ!
立ち止まって神経を集中しない限り不可能なの!
2~3人は走りながらできるけどね
ホノオ:どのぐらいの時間でできる?
クローン:早くて50秒で遅くて60秒よ
ホノオ:時間稼ぐからやってくれ!
「聖なる炎よ!鎖となり、悪を縛れ!」
熱くない炎が彼らに巻き付き、動きを止めた
必死になってもがく怪物たち
そうしている間にもクローンは精神を集中して怪物を石にする準備を整えた
クローン:黒き闇の使者たちよ
石となれ!
一瞬にして怪物が石となった
クローンは疲れたのか少しだけ体が点滅している
デビル:俺達の体は長くは持たないからな・・・・
なるべく短時間で進むぞ!
ホノオ:そんな事だったら頼まなかったのに・・・・
なんでもっと早くに言わないわけ?
3人は中心へと走って行った
この3チームは合流し、敵を倒すことができるのか?
~続く~
今回はシルフが切れた時の様子を描いてみました
馬鹿と言われて黙っているわけありませんね・・・・・
兄でも知らなかった一面w
次回もお楽しみに!
修学旅行から帰って来ましたー。
今日、ブロアップしたので、読んで下さいね。
さくら:私はロベカルより凄い弾丸シュート打てるんだから当然でしょ?
そういうと、5人は開いている天窓に向かってジャンプして
外に飛び出して行きました
女王様:なんてジャンプ力!
まるで仮面ライダー・・・・
シャドウ:お前の弟は現役の不良なのか?
それとも殺し屋か?
アクア:実は893なんです!