太陽星人 オメガフレア(パイロット版12話)
- カテゴリ:自作小説
- 2012/06/16 14:14:41
守は昴(すばる)の方角に望遠鏡を向けた。昴は別名六連星(むつらぼし)ともいいプレアデス星団のことである。
星タキオン粒子研究所の広大な敷地に建っている自宅には地球防衛隊テラネットの司令でもある父が使っている日本でも有数の大きな望遠鏡が屋上にある。
「おにいちゃん、未来も見たいよー。」
「ほら、昴が見える。」
未来は望遠鏡をのぞいた。
「昴はおうし座の散開星団でメシエ天体としてM45、地球から400光年離れているんだよ。」
「ふーん、なんか・・・キラキラしてる。・・・あ!おにいちゃん!流れ星!」
未来はなにかぶつぶつ言っている。
「未来。なにをぶつぶつ言ってる(笑)。」
「あのね。おにいちゃん。流れ星に願い事を言うと叶うんだよ。」
「なにをお願いしたんだ?」
「・・・うーん・・・将来・・・おにいちゃんのお嫁さんになれますようにって・・・」
「おっ、おい・・・」
守は照れたがまんざらでもない。守も血の繋がっていないこの妹が可愛くて仕方ない。
「あ!おにいちゃん!流れ星が向こうの山の方に落ちたみたい!山の方が光ったよ!未来、隕石が見たい!おにいちゃん、行こうよ!」
未来は階段を駆け下りると玄関の方に走った。
「おぃ!未来、待てよ!」
「あら、もうすぐ夕飯ですよ!」
母の未知(みち)が走る未来を見てキッチンから言った。
「母さん、ちょっと未来と隕石を見てくるよ。父さんが帰って来たら言っておいて。」
守は倉庫の愛用のマウンテンバイクを外に出し、未来を後ろに乗せた。
(お願い:この作品は東映シナリオ応募予定作品につき、作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦下さい。模倣、一部の複写などが確認された場合、法的対象になりますのでご注意下さい。☆一部名称等は投稿時に変更することとする。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)
流れ星はね。隕石が地球の大気の摩擦熱で燃える時に見えるんだよ\(^o^)/
大抵は地面に落ちる前に燃え尽きてしまうけど、たまに家とか自動車に落ちる時もあって大きな穴が開くw
でも隕石は珍しいから何千万円もするものもある\(^o^)/
ぼちぼち、オメガフレア登場かな?( ^)o(^ )ぶくー( ^)o(^ )
夕飯も食べずに。二人で行って大丈夫かな?
きっと又。何か起きるね。恐い~~~ww