美しい木と共に。 #20
- カテゴリ:自作小説
- 2012/06/13 09:41:03
✿主な登場人物✿
・麻生 美木・・・美人モデル。20才の大学生。
・小泉 麻里・・・同じモデル。20歳の大学生。美木の幼馴染
・赤塚 真・・・イケメンの大学生。20歳。美木と幼馴染。
・滝川 龍二・・・イケメンで人気もの。20歳。頭がすごくいい。
・新道 真由美・・・モデル。20歳。真に気を持っている
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第二十章「悲しい恋」
美木「・・・・は?本気じゃ・・・ない?」
真由美は右腕を左腕でつかんでうつむいている・・・。
麻里「なんも言えないんでしょ!?」
ときつくいいよる麻里。
真由美「・・・・・・・っ」
何か言おうとした瞬間『ガラッ』っと音がした。
真由「何してんの?」
真由美「真由姉ちゃん!?」
あ・・・・・・・。あの美人な女性だっ・・・。
美木「真由さん・・・。」
真由さんは私の顔を見て『あっ』と気付いた顔をした。
麻里「お姉ちゃん・・・・?お姉ちゃんって何?」
麻里は不思議そうな顔をして問いかけた。
真由美「いや・・・ただのお姉ちゃんだけど・・・(汗)」
と普通に答えた。
麻里「そういう意味じゃない!!!!私この人知ってる!!!!!!」
と真由さんに指をさした。
美木「麻里・・・。知ってるって何?どういう事?」
真由「は?私は知らないけど・・・?」
と椅子に座っていった。
真由美「うーん。真由姉ちゃんはカリスマモデルだからねぇ・・・」
麻里は唇をかみ締めていった。
麻里「こんなすごい人を味方につけてるから強気なのね!!!もういい!」
美木「麻里っ・・・!!!!!!!」
まだ話は終わってないのに・・・・。
真由「ふぅん・・・。仲悪いの?」
美木「あっ、いえ。そういうわけでもないんですけど・・・。」
と答えると見つめる真由さん・・・。
なにもかも見えてるような綺麗な目してる・・・。
真由美「はいはい。・・・で?真由姉ちゃんは何しに来たわけ?」
真由「ああ、これ持ってきたの。」
と1枚のCDをカバンから出した。
美木「なんですか?コレ・・・。CD・・・?」
真由美「コレ・・・・。見つけたの・・・?」
とCDつかんで問い詰めた。
美木「真由美ちゃん・・・?」
真由「ふふ。真由美が欲しがってた証拠でしょ?」
とCDを左右に揺らした。
真由美「うん!!!!ありがとう真由姉ちゃ・・・」
すると真由さんはCDをバッと上に上げた。
真由美「姉ちゃん・・・(汗)」
真由「結構苦労したんだから。簡単には渡さないわ・・・❤」
美木「じゃあどうすればいいんですか?」
すると真由さんは私のほうを見てニヤッっと笑った。
真由「私を学校へつれてって❤」
美木「えぇ!?」
真由「そうねぇ・・・。美木ちゃんの代理で行くわ❤」
とクスっと笑った。
真由美「ね・・・姉ちゃん・・・」
真由さんはCDをカバンに入れて病室を出て行った。
真由美「ごめんね;あんたが学校行かない間姉ちゃんを生徒代わりにしてて」
と笑って病室をあとにした。
真由「えー、という事で美木ちゃんの代理できました。新道真由ですっ☆
代理なので美木ちゃんが治ったらやめますがその間仲良くしてね^^」
とフッと笑った・・・・。
先生「ふふっ❤美人よねぇ・・・」
真由「あらっ☆先生だって美人じゃないですかぁ~♪」
周りからみるともうなんか周りには火花が散ってるよう・・・;
先生「では、龍二君の隣へどうぞっ♪」
と指をさした。
真由「あなたが龍二君なの?」
龍二「は・・・はい。」
真由はフッと笑った・・・・。
その瞬間なにかたくらみが見えた気がした・・・。
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第二十一章へ続く・・・。
※実話ではありません。