銀のスプーンとセンセイ
- カテゴリ:日記
- 2012/06/10 09:30:20
昨日、テレビで灘高の名物センセイを
見た人もいるんじゃないかと思います。
わたしも知ったのは数年前なんですが
銀のスプーン自体は読んだことがない(笑)
あのセンセイの教え子にはそうそうたる
メンバーが居ることから推察して
そのほかの教え子も優秀で
ありましょうねぇ。
それなのに、ああいうセンセイが
増えている気配があまり感じられません。
なぜか?
一晩寝ながら(寝ないでじゃありません)
つらつら考えるに、あれをやろうとすると
学校で優秀というレベルじゃダメなんじゃ
ないのかなぁということ。
わたしもカテキョという仕事をしておりましたので
分るのですが、教える側というのは生徒より
最低でも10倍は知っていないと・・・。
あ、そりゃー書いてある公式を
丸暗記とか、とにかく叩き込む方式なら
別にそこまでは必要じゃないと思うんですけど。
学校の先生と違ってカテキョの生徒は
「その教科が苦手、嫌い」というのが
相場です。
そんな相手にムリヤリやらせたって
ダメですよね。嫌いなピーマンを
とにかく食えと口に突っ込む
ような事はできん。
だから「自分が面白いと思うこと」を
主体に授業をする。まあ銀のスプーンの
センセイ流に言うと「横道」なんですが(゜∇^*)テヘ
教える人間が「楽しい、面白い」と
本気で思っているのは伝わります。
わたしも高校時代に物理の先生が
たまたま天文好きで天文を教えてくれた時
その先生が本当に天文が好きなんだと分ったモン。
逆に教える側が「つまらない、退屈」と
思ってるのも伝わります。
仕事だからやってるんだ。
別に生徒が出来なくたっていいや。
分かんないほうが悪いんだよ。
みたいな態度じゃねー。
生徒がやる気になるわけがない。
もぉねー横道にそれまくる私がいうのもなんですが
学校でやることの1000倍くらいは、いらん事を
やったり覚えたりしてないと(笑)
よって、あの先生のようなのが
なかなか居ない。QED・証明終わり。
でもああいう先生が多いといいのにな。
<昨夜のわたし>
若者や新人が最近はおおいかな。
なかなか楽しいです。
さあ今日の一冊
「おおきくなったらなんになる?」鈴木出版
タンポポが大きくなったらなんになるか?
私はヒマワリかと思ってたんだけど・・・(゜∇^*)テヘ
かなり色々な制限があるんじゃないかなぁと
気の毒に思う面もあるのですけどね。本気で
好きな教科を、生徒に少しでも好きになって貰いたい
という熱意だけは無くさないで貰いたいなぁと思います(゜∇^*)テヘ
授業が面白くなれば生徒たちの成績も上がると思うんですけどねえ・・・
よかったですよー。でんじろう先生も
好きと面白いに溢れた先生です
よねー♪
灘高にそういうタイプの先生がいるということは、
日本の将来は明るいのかな・・・??