ドラマ【平清盛】【ATARU】
- カテゴリ:テレビ
- 2012/06/04 10:42:16
【あらすじ】保元の乱で負けた崇徳上皇方はちりぢりになる。左大臣・藤原頼長は、逃げる途中で追っ手の矢により重傷を負う。崇徳上皇はあてもなく山をさまよい、やがて近臣・藤原教長と二人きりになると、何一つ思いどおりにならない自分の人生を振り返り、泣き崩れた。一方、勝軍の平清盛や源義朝たちは、戦いで落命した者たちを悼んでいると、後白河天皇があらわれ、武士たちをじきじきにねぎらった。やがて二人きりになると清盛は義朝の武勇をほめ、武士の世がやって来ると喜んだ。(公式より) 【あらすじ】最近、ほとんど睡眠をとっていないチョコザイを連れ、舞子は検査のために病院に出かけた。検査を終え表に出ると、チョコザイは見知らぬ車に乗り込んでしまい、慌てて降ろそうとした舞子は、ラリー井上と名乗る人物と出会う。チョコザイをアタルと呼ぶラリーは、ずっとアタルを探していたといい、アタルはFBIの捜査官候補生で、SPB(サヴァン・プログラム・ブランチ)という、医学的に証明されたサヴァン症候群の能力を捜査に生かすための訓練を受けていたという。それを聞き愕然となる舞子に、ラリーは協力を申し込む。 (公式より・一部改変)
【感想】オウムたんがーーーっ!!! 前回、今後またどこかで出てくれるといいのにと書いたらこのザマですよ。忠実に面会を断られた瀕死の頼長が、飼っていたオウムに乗り移り、父に会いに行くという感動的なシーンだったのに、あのオウムが本物なのか、それとも作り物なのか気になってしまって感動どころじゃなかったのがちょっと残念でしたw 戦後処理ということで、忠正と為義の死罪までやるのかなーと思ったら、それは次回でした。こんなにペースが遅くて大丈夫なのか? 7月にはもう平治の乱らしいけど…。平安の世には死罪ってのはなかなかなくて(多分高貴な身分の人に限った話でしょうが…)、流罪が極刑だったようですが、武士には容赦ないですね。重要人物2人の死罪を1回かけてやるとか、どんな鬱回だよ…。また視聴率下がりそうだな。ここはあっさり今回とまとめて1回で終わらせてほしかった。清盛と義朝は、なんかツンデレ友人みたいな関係になってましたが、次の平治の乱では袂を分かつしなぁ。てか、髭切ってのは清盛が名づけたのではなく、あの刀の元の名前だったそうですよ。元は罪人の首を切る時、髭まで一緒に切れるほどの切れ味だったので、髭切と呼ばれるようになったそう。その後、鬼切→獅子の子→友切と名前を変え、友切では縁起が悪いと、元の名前に戻したと言われているそうです。まぁ実のところはよくわからないですけどね。この頃の史書には作り話も多いですから。失意の崇徳上皇は、讃岐に配流され、そこでいろいろあって、死後崇徳と敵対した人物が不幸に見舞われたため、怨霊として有名になりました。罪状の評議で信西が流罪を申し出た時、場がざわつきましたが、それは天皇や上皇などの天皇経験者が配流されるのは実に400年ぶりだったからそうです。前代未聞と言ってましたが、藤原仲麻呂の乱ので淳仁天皇が淡路に配流されたことがあるそうで、信西はそれをちゃんと調べた上での提案だったんじゃないでしょうかね。
【感想】最近、チョコザイは肘打ちをしなくなりましたね~。それだけ周囲に馴染んできたということでしょうか。どうやら親身になってくれる舞子やその家族には、一方ならぬ信用を置いている様子。チョコザイの能力を捜査に利用しようとするのは、舞子もラリーも同じだけれど、両者には決定的に違う何かがあり、それを感じ取っているのかもしれないですね。コミュニケーション障害を持つ人は、表面的な言動に惑わされやすい健常者と違い、彼ら独自の見方をしますからね。そういえば、このドラマは障害者や特殊な能力を持っている人を扱うことが多いですね。極度な絶対音感とか、半側空間無視とか。今回出てきた川久保という青年は、近寄るだけで電気に影響を与えてしまう、スライダーというあまり聞いたことがない能力。体内で電気をこしらえることができる動物もいるくらいですから、こんな能力があっても不思議じゃないのかな。彼ほど顕著でないにしても、昔からあの人がきたら電化製品が不調になるとか、逆に壊れてたのが直っちゃうとかありませんでしたか? しかし川久保の場合、自分でコントロールできるわけではなく、本人も家族も障害としてとらえていました。確かに、能力と障害というのは表裏一体のもので、それが社会生活に適合しているかいないかで、区分けされているような感じがします。彼の能力も、電気なんかなかった時代にはまったく問題ない能力だったでしょう。このドラマは、そういう特殊な能力や障害を持つ人に、ちょっと手を差し伸べてあげるだけで、彼らが社会で生きていくのに楽になれるという主張を繰り返してますよね。助けてあげなきゃ、とか気負うのではなく、ごく自然に自分にできることでいいから、と。さて一方気になったのはやはりラリー。舞子にすべてを打ち明けたのは(まだすべてではないような気もしますが)、彼女がチョコザイに与える影響を重視したからでしょうか。思うに舞子はチョコザイが事件を解決するたびに失神していると知り、チョコザイを事件から遠ざけようとすんじゃないかと思います。となるとラリーとは真正面からぶつかりそうですね。そしてラリーたちに拉致された中津川…。今までの威勢のよさは微塵もなく、シンクロ刑事を見せられて洗脳されちゃったのかな…。次回、チョコザイが両親に再会するということで、メインのストーリーが急展開しそうですね。
まかろん様は最近、おっさんキャラに傾倒する傾向が見られますなw
沢警部補の動きがジャック・スパロウに見えてくるのは、私だけでしょうか?
でもステキ♥
麻酔で眠らせたという説もあるようですが、
断末魔みたいなところは、ちょっと機械っぽい動きでしたよね。
為義と忠正は死罪でしたが、為朝はこの時は流罪ですんでいます。
どういう基準だったんでしょうね。
同じくわたしも実はオウムが気になって・・・(略
あんなぐったりした演技はできなさそうなので・・・作り物なのでしょうか(ノω`)
来週は、平氏も源氏も身内を斬らなければいけないとは。。。
普通だったらあまり見たくないですがㆀ どんな演出にするのかが見せ所なんでしょうか?