東京の実家に久々に戻っていた時にちびむす（次女５歳）が面白い事を言い出しました。
結論からすると何も解決はしていないのですが、まぁ面白かったからイイでしょう。

その時はみんなぼんやりと家の中にいました。
といっても、オイラはメールチェック、ひろつま（嫁）は洗濯、ひろむす（長女）は読書とみんなバラバラな事をしていました。

すると、オイラのところにちびむすがトテテテと寄ってきて、なんだか自慢げな顔でオイラに切り出しました。
『あのね、ちーちゃんね（ちびむすの事。自分の名前にちゃん付けしてます）やっと解ったよ！』
いきなりだね、何が解ったの？

『あのね、ちーちゃんのお股に線があるでしょう。お尻にも線があるでしょう。なんであるのか解ったの』
え？なに？ちょっとまって？何が解ったって？

『だからね、お股とお尻に線があるじゃん。その線がなんであるのか解ったの』
ん？線ってなぁに？

『もー、線あるじゃん。パパ知らないの？お股の所とあとお尻が二つになってるじゃん』
どうやら、ちびむすは自分の体のおしっこする所とおしりの分け目が繋がっているような感覚なのでしょう。
まぁ、子供のいう事ですからそこはスルーです。とにかく、何が解ったのかを聞き出しましょう。

『あのね、線があるとね。こうやって歩きやすいんだよ』
はい？なんだって？
と聞く前に、ちびむすは大股で歩く真似ごとをします。

『ほらね。歩きやすいじゃん』
はっは～～ん、なるほどね。言わんとすることは解りました。身体の一部に裂け目があるので、ヒトは歩きやすいんだという事を言っているようです。着目点は素晴らしい。
でも一つ確かめる事があると思い聞いてみました。
それは人間が全員そうなのかと。

すると更に自慢げに言い出しました。
『そうだよ。みんなそうだよ。ねぇね（ひろむすの事）もママもパパもそうだよ』
えー？お父さんは線ないよー？

『え？あるよー』
いや、無いってば。
『あるもーん』
無いよ
『あるよ』
無ぇーって！
『あるもーーん！！』
無いよぉおお！！
『あるもぉぉおおおおおおおん』

埒があきません。
しょうがないので言いました。だって、お父さんにはオチン○ンあるじゃん。線じゃないじゃん～…と。
すると、ちびむすは、一瞬きょとんとした顔になり
『あぁ～～、そういう事かぁ～～～』
と言い出しました。

え？何がそういう事なの？
あまりにも、何事も無かったように言い出すちびむすに、ちょっと吹き出しちゃいましたが、その後も彼女は
『そういう事かぁ～～。なーんだ、そういう事かぁ～～』
と軽やかに踊りながらトイレに向かいました。

なんじゃそれ。
どんな些細な事でも、彼女の中で納得することがあったのならそれでいいのですが、子供って面白い事いうなぁって思いました。

ちなみに、厳密にいうと男性にも線はあるのですが、そんなことぁ～大きくなってから彼氏にでも教えて貰えばイイと思います。
あんまりこの話で突き進めると三文エロ小説みたいになるので、このあたりで終了しておきます。

ほのぼの、ほのぼの。