雨上がりの道
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/06/04 01:47:32
雨上がりの道
突然の雨に マンションの入り口に雨宿り
いつ現れたのか?一匹の子猫
丁寧に自分の身体を舐めて整えている
綺麗好きなんだなぁ。。。
自分も 雨に濡れ乱れた髪の毛を整えて
ほんの数分 僕と子猫 一匹 ・・・
雨と落雷の音 そして 稲光
大丈夫 心配いらないよ こっちにおいで
心細いのか 僕の近くに警戒しながらも
寄ってきてくれた 。。。
早く 止むといいねっ
ニャ~ っと 返事をするかのように鳴いた
いつの間にか雨は上がり
雲の間から太陽の光がさしてきた
さぁ 次の仕事に行かなくっちゃ
濡れたアスファルト 歩き出す
振り返り 子猫を見ると
こちらを 見ている ・・・
バイバイ また会えたら会おうねっ
手を振ってみた ・・・
キョトン としたような感じで見ている
雷 凄かったよな 一人じゃなくて
君が いてくれたから 怖くなかったよ
ありがとう ・・・ 胸の中で つぶやいた
雨上がりの道
何度も・・・振り返って 。。。
Dream star ☆