Nicotto Town


人生カカト落とし


金環日食

見た。わずか、数瞬だけだけど。
朝からドド雲り、雲が厚くて、目が覚めたときに「無理か〜」と覚悟したんだけど。

手軽に観測出来る範囲の天体ショーは、こども時代からワクワクしてよく見てた。
皆既月食なんか、普段寝てる時間にも頑張って起きて見て、寝不足になった。
日食も、感光した白黒フィルムを重ねて見ていたが——今はあれ、駄目だと言われてますね。目に悪影響のこっているかも。

なので、今回も天気を気にしつつ、日食グラスを引っ張り出して待っていた。
三年前買った日食グラスが、迷いなく出てくる物持ちの良さだから片付かないんだな、きっとw(オペラグラスと一緒に引き出しに入れてた。掌程度の封筒ひとつだから場所はとらないが)。

が、雲の厚い空を見上げても、どの辺りに太陽があるかもわからない有様。
一日の行動を始める前のひととき、月食について放送してるTVをつけて、はしゃいでいるのをボォーッと見ていた。

ところが、曇っているにしても暗くなってきた。同程度の雲が出てても、普段ならもすこし明るくない?

すごいぜ、太陽。曇っていてもこの影響力。
そう考えると諦めきれず、太陽があると思しい方向の空を、日食グラスしてずぅ〜っと見てた。

と。ときおり薄明るく光が。お日様が!
TVが「金環日食です」なんて言ってる頃に光が濃くなったり薄れたりしていたと思うと、目前に金色の輪っかが!

内心で思わず「ひとつの指輪は……」なぞとつぶやきそうになっていたら、ご近所のどこからか「おわっ、わぁ、見える、見えたぞ〜」の叫び。

あ〜、皆さんご覧になってるんですね。
ほのぼのと微笑いつつ空を見てたら、輪っかになった太陽は、数度隠れたり復活したりしつつ見えなくなった。
雲頑張りすぎ。すこし見えただけでも、まぁありがたいけど。
そのあたりで金環食は終了したようなので、時間もあるし、こちらも諦めて行動開始w した。

欠けてく過程や満ちてく様子を見られなかったので、まっとうに観測したとは言いづらいけど、とりあえず輪っかになった太陽は見たw

でもって、今日はかなり多くの人が、空を見上げ、太陽系の様子に思いを致していたんだなぁと思うと、なんだか嬉しい。

世界の大きさ、宇宙の広さ、脳裏でカメラが引かれた瞬間意識する視界が広がって自分の小ささを実感する一瞬、それを感じた瞬間の認識がグラグラする瞬間、センス・オブ・ワンダーを感じたり、しませんか?

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2012/07/23 21:54
cabbageさん
戻ってくるのが遅くなったけど(御免なさい)ご覧になるかな。
金星の太陽面通過は天気のせいで見えませんでした。
前日から日食グラス出して待ち構えていたのに、悔しかったです。
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2012/05/25 00:31
はい、曇っていましたがいつもよりはだいぶ暗かったです。次は金星の太陽面通過ですね♪
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2012/05/24 23:35
corraさん
そう、そういう「あれ?」っていうクラクラする感覚が好きなんです。
いつも見えていた光景の意味が、頭の中でかわるって面白いですよね。
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2012/05/22 04:34
ちょっと前まで明け方に見ていた月と
あの真っ黒な影が同じものだとは、
頭で分かっていても
感覚的にズレがあります~^^;



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