☆体質と気質
- カテゴリ:占い
- 2012/05/20 00:05:54
【一元論/二元論/多元論】
現実の世界の現象はきわめて多様であるから、それを説明したり理解するためには、何らかの原理が必要である。ただひとつの原理ですべてを説明するのが一元論である。
近代の哲学は、精神と物質をはっきりと区別したデカルトの二元論を出発点にしてきた。最近になって、デカルトの二元論が、人間と世界、精神と物質を分離しすぎているという批判が高まり、物に意識を認めようとする考え方も復活しつつある。しかし他方では、ひとつの問題や出来事を、さまざまな側面から考える傾向が強くなっていて、現代を多元論の時代と規定することもできる。
【現代用語の基礎知識】
哲学者デカルトは「我思う、故に我あり」という有名な句を残しています。これは西洋を中心に発達してきた「物心二元論」を分かりやすく云った一言といってもいいでしょう。
しかし、「精神と肉体は別々のものである」という考え方が広くあったのですが、上記の引用のように変わりつつあります。
「気質とは心の特徴(性格)を決める基礎であり、体質とは身体の特徴を決める基礎である」とよく言われます。さらに、体質と気質は密接な関係があることは多くの報告から分かると思います。
クレッチマーの研究
ドイツの精神医学者クレッチマーは体格と気質の相関性に着目しその研究を行いました。今では、更なる研究の結果と併せて、多くの心理学の入門書にも載っている通りです。
細長型・外胚葉型→外胚葉から発生している神経系や感覚器官、皮膚組織のよく発達した体格(扁平で弱々しく、身長が体重に比較して大きいもの)
この体格の気質は分裂性気質(頭脳緊張型)が多いと言われています。
神経質、興奮しやすい、気分が変わりやすい、悩みが多い、優柔不断、不安感が強い、衝動的などの精神的特長が見られます。
闘士型・中枢葉型→中胚葉から発生している骨格、筋肉等の組織がよく発達した体格(角ばったがっしりしたもの)
この体格の気質は癲癇性気質(身体緊張型)が多いと言われています。
怒り(短気)、敵意、専制的な振る舞い、強い自己主張、他人の批判などの精神的特長が見られます。
肥満型・内胚葉型→内胚葉から発生している消化器系がよく発達した体格(,全身にわたって柔らかに丸く太った体型)
この体格の気質は躁鬱性気質(内臓緊張型)が多いと言われています。
おだやかでくつろいだ性格、寛大で情け深い性格、社交的、所有欲が強い、自己満足などの精神的特長が見られます。
というのをどこかのサイトで見ました、どっちなんでしょう