✿主な登場人物✿
・水本　絢音（みずもとあやね）・・・美人で心優しい子。アメリカに住んでいた。
・野沢　奈央（のざわなお）・・・絢音の幼馴染で友達思いの強い子。
・高木　亮（たかぎりょう）・・・イケメンでクラスの人気もの。絢音の幼馴染。
・皆元　亮太（みなもとりょうた）・・・イケメン。意地悪。絢音の幼馴染。
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第六章「できてしまったこの気持ち」

絢音「やめてぇーーー！！」
私は叫んだ。すると・・・・。
勇気「絢音ッ！？大丈夫か？怪我はしてないか？」
亮・・・・？ちがう・・・勇気か・・・・。
絢音「うん・・・。ありがとう・・・。り・・・ょう・・・・」
お願い・・・。一度だけあなたを・・・亮と呼ばせて・・・。
勇気「怪我はなさそうだな。おいミラ！なんのマネだ！」
ミラは唇をかみ締めていった。
ミラ「ゆ・・・勇気様のせいですわ！だって・・・勇気様が・・・私をほって・・・」
勇気「ほる？お前と付き合った覚えなんてねーぞ？」
とマジな顔をして伝える勇気・・・。
ミラ「な・・・勇気様・・・。黒野・・・頭が痛いですわ。帰りましょう」
スーツ男Ａ「かしこまりましたお嬢様」
３人は帰っていった。そして勇気は私をしばっているヒモをほどいた
そして・・・・私は・・・・・。
絢音「亮・・・・！！亮・・・亮・・・・」
ないて抱きついた。その胸のぬくもりはまさに亮のぬくもりと同じだった・・・。
勇気「・・・・・絢音。俺は亮じゃねえ。でも今日は・・・なる。その亮って奴に」
亮・・・・・。愛してる・・・・。亮・・・亮・・・・。一生好きだからね・・・・。
絢音「ありがとう・・・。亮・・・・」
私は亮がそばにいるように感じるからかな・・・・・？
私は手紙を一通も送らなくなった。そして・・・勇気と・・・。

ある春の日・・・。
勇気「好きだ。亮ってやつじゃなく勇気としてみてくれないか？」
私はそんなことできなかった。でも・・・・・・・。
絢音「いいよ・・・。私亮と・・・・。勇気と付き合う。」
 私の心から亮は消えない。でも・・・忘れるチャンスではある。
そう思った私は付き合った。そして２人で登校した。

ミラ「なんなんですの？あなたがた・・・付き合ってますの？」
絢音「はい。」
ミラなんかにおびえてられない。だって・・・第２の亮に会えたもん・・・。
ミラ「なんですって・・・？本当ですの？勇気様・・・・。」
勇気「ああ。」
勇気は私の肩を抱いていった。
ミラ「わかりましたわ・・・・。」
悲しそうに帰っていった。そして私も１日を終え、家へ帰った。

絢音「あれ？奈央から手紙・・・・？」
奈央からだけだ・・・。なんかあったのかな・・・・。
その手紙の内容はまさに、私の中でなにかをつぶした内容だった・・・・。

絢音へ....
今日は亮ととった写真を送るねーッ！！！
どう？元気そうでしょう？私も元気すぎてビックリっ！
絢音がいなかったらどうなるかと心配だったけど・・・・・・。
なんとかもちこたえれてるみたいだね・・・・・❤❤❤
そんな姿も私は大好きだし、支えたいと思ってる。
だから私亮にさ・・・。
告白したんだ。確かに昔から絢音一筋だったけどね・・・。
でもね？私は好きでたまんないの。ごめんね・・・・？
絢音はそこでうまくやってほしい・・・。でも！！！
いつでも帰ってきてね！皆で待ってるよーッ！！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奈央より.....

この手紙にそえてあったのは１枚の写真・・・・。
亮と奈央が二人で並んですごい笑顔で笑っている写真だった・・・。
涙が止まらなかった。だって亮は私のものだと思ってたから・・・・・。
私だけだったのね・・・・。亮に執着心あったんは・・・・私だったのか・・・。

ピーンポーン♪

勇気「絢音ー？いるのかー？」
その勇気の声はまさに亮の声だった・・・・。
絢音「亮・・・。亮・・・大好き・・・・。でも私だけだったんだね・・・亮」
そういって涙を流すと勇気は抱きしめてくれた・・・・。
勇気「亮なんて忘れろよ！！なんだよ・・・・。亮、亮って・・・」
なきかけの声で言う。そっか・・・私も傷つけてたのか・・・・。
絢音「ごめんなさい！！私ったら・・・」
するときつく私を抱きしめていってくれた。
勇気「俺お前だけを見る。その自信があるよ。亮ってやつより自信ある！」
そういう勇気に私は何をしてたのだろう・・・・。『亮』『亮』って・・・・。
絢音「私も・・・勇気だけ見るよ・・・・。」
ちかうからね・・・・。

PLLL....
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第七章へ続く・・・・。

※実話ではありません