恋模様。 #12
- カテゴリ:自作小説
- 2012/05/11 00:27:21
✿主な登場人物✿
・水本 絢音(みずもとあやね)・・・美人で心優しい子。アメリカに住んでいた。
・野沢 奈央(のざわなお)・・・絢音の幼馴染で友達思いの強い子。
・高木 亮(たかぎりょう)・・・イケメンでクラスの人気もの。絢音の幼馴染。
・皆元 亮太(みなもとりょうた)・・・イケメン。意地悪。絢音の幼馴染。
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第十二章「幸せが遠のく瞬間・・・」
絢音「・・・・・・亮」
私はその抱きしめてくれている腕をギュっ・・・とつかんだ。
亮「何・・・?」
絢音「好き・・・大好き・・・。信じて・・・亮・・・」
涙が流れる・・・。でも・・・。この気持ちは本音だから・・・・。
亮「信じるよ・・・。俺も好きだから・・・。一生はなさない!!」
そういった後の亮の腕は、強く・・・強くなっていった・・・。
絢音「ありがとう・・・。その言葉・・・信じるからね・・・」
この大好きな亮が離れませんように・・・。絶対にそばにいてくれますように・・・。
亮「うん・・・。信じろ・・・。」
でもこの幸せが・・・。いつ遠のくかわからない・・・。その心がずっと揺れる・・・。
奈央「絢音!大丈夫?」
奈央は私を心配した顔で見た。
絢音「うん・・・大丈夫・・・でも・・・」
私は亮太の前に立った・・・・。
亮太「な・・・なんだよ・・・」
私は亮太の頬をビンタした。そして・・・。
亮太に言った・・・・・。
絢音「あんたとは・・・。とうぶん・・・いや、二度と会いたくない!!」
奈央「絢音!!」
私は亮太の背中を押して、帰らせた・・・・。
絢音「私の前にとうぶん現れないでよね!!!」
と、つよく扉を閉めた・・・・・。
奈央「絢音!なんで!?いくらなんでもあれは・・・!」
絢音「しょうがないの・・・!ああでもしなきゃ・・・いけないの!!」
といって私は涙を流した・・・・。
奈央「絢音・・・・。」
亮「奈央・・・。もうやめろ。」
そういって手をつかんだ・・・・・。
奈央「でもこのままじゃ!関係が・・・!!」
と奈央が涙を流す・・・・。
絢音「関係・・・?」
関係・・・・・が・・・・壊れる・・・・・?
奈央「そうよ!いますぐ誤りに行こう!」
絢音「行かない・・・!関係なんて早く潰れればいいじゃないの!!!」
そういって私は走って外へ飛び出した・・・・。
でも・・・いくとこはコンビニくらいしかなかった・・・・。
ヤンキー「姉ちゃん!姉ちゃん!!」
絢音「私ですか・・・・?」
ヤンキーB「可愛いねー❤一緒に遊ばない~?」
うわ・・・・!な・・・ななな・・・・ナンパぁ!?
絢音「えーっと・・・。」
ヤンキー「いいじゃないですかっ☆行きましょう!!」
と、手をつかんできた・・・・。
絢音「あ・・・あの!やめてください・・・!」
力が強い・・・・!!!
亮「俺の女に手を出すなッ!!」
そういって、手を離してくれた・・・・。
絢音「亮!?」
ヤンキーたちはさっさと逃げていった・・・。
亮の横顔を見ていると、その横顔は、幸せが遠のく予告なんじゃないかと
思ってしまった・・・・。なぜかは分からないが・・・・。
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第十三章へ続く・・・。
※実話ではありません。