☆マーガリン
- カテゴリ:レシピ
- 2012/05/11 00:12:11
マーガリンのない家庭はないくらいに普及していると思います。パンに塗って食べたり、パンやケーキ、クッキーなどに練り込んで使うなどその用途はバターとほぼ同じですが、その正体をご存知でしょうか?
まず原料ですが、ご存知のようにバターの原料は牛乳ですが、マーガリンの原料は牛乳以外の植物性または動物性の油脂です(と言っても、牛乳や乳製品を加えて風味をよくしたマーガリンもあります)。十分に精製され、安全で食用に適した油脂ならば、ほとんどのものが原料になります。一般には大豆油、菜種油、コーン油などが多いと思いますが液体でも固体でも関係ありません。
そして、その製造ですが、まず、不純物を取り除き油脂を精製していきます。次に、もっとも大切なところですが、油脂を加熱し、ニッケルなどの金属の微粉末を触媒にして水素を添加して硬くしていきます。
ところで、油脂はグリセロールと脂肪酸からできており、その脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。また、不飽和脂肪酸は融点が低く、酸化されやすい特徴がありますが、不飽和脂肪酸はこの逆になります。つまり、不飽和脂肪酸に水素を添加すると飽和脂肪酸に変化するため、液状であった油脂の融点が高くなりバターのように固形化することになります。
最近では、トランス脂肪酸の問題からマーガリンやショートニングは敬遠されるようになってきましたね。
原料の大豆・菜種・とうもろこしが遺伝子組み換えか否かで、また賛否両論あるようですね。
金属を使っているとは知りませんでした!
ショックです、もう食べたくないです。
やはり値段が高いです、でも、牛に感謝です。