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災害ボランティアの心得2

災害ボランティアの心得

災害ボランティアは被災地で活動することになります。
ライフラインが寸断されていたり、物資も満足に手に入らなくなっている地域です。

被災直後の現地で活動するためには、それなりの服装をしていきましょう。

当たり前のことなのですが最近は高尾山にTシャツ・サンダルで出かけて遭難するなどという信じられない話も数多く聞かれます。被災地では人手が足りません。善意のボランティアは大歓迎ですが、ノリや軽い気持ちで出かけて、現地の人に助けられるような立場になったら大迷惑、行かない方がマシと言っていいでしょう。


・災害ボランティアとして活動するための服装は、それほど重装備でなくても良いですが上部で動きやすい服装にしましょう。

・下はジーンズが良いでしょう。女性でもパンツスタイルが必須。スカートはダメです。

・靴はゴム底ですべらない丈夫な物を履きましょう。現地では何日も同じ物を履くことになります。

・夏場でも上着は持って行くこと。夜は毛布もなく寝ることになるかも知れません。

・着替えのシャツ・下着・靴下も数枚。飲み水もたりないのに洗濯なんてできません。何日も同じ服装でいても良いですが、急な雨になった時などの着替えは必要です。現地に向かう途中の雨も考えて、一組ずつビニール袋に来るんで置くと良いでしょう。そのビニール袋すら現地で役立つ場合があります。

・軍手を数組持参しましょう。撤去作業など、何かにつけて使うことになります。

・バンダナ、はちまき、タオルなど。通常の作業時ははちまきで汗止め、ほこりの立つ作業ならマスク代わり、突然の怪我の止血帯代わりや骨折の補助など、意外に有効な使い道が多いのです。花粉症や気管の弱い人は花粉症用のマスクを持っていくのも良いでしょう。

・メガネ。コンタクトレンズで視力矯正をしている人はメガネを持参しましょう。現地はコンタクトの手入れができるような衛生的な状況とは言えません。使い捨てレンズでも手を洗う水がありません。目にゴミが入るのを防ぐこともできますし、メガネに変えておいた方が無難です。

・耳栓。より深く眠るためです。防災ボランティアに与えられる環境は良い物ではありません。被災地の人が避難所で生活しているのにベッドや、まして個室なんかありません。見知らぬ他人と枕を並べて眠ることになるでしょう。他人のいびき対策にもなりますが休める時には短時間でより深く休むべきです。不要と思っても持っていった方が良いでしょう。使わなかったら眠れなくて困っている人にあげてしまっても良いでしょう。被災者の中には必ず必要とする方がいます。同様に合間宿毛持参すると良いでしょう。ローテーションで昼間しか休めない可能性もありますし、夜間でも避難所は灯りが点く限りは点いているものです。


総じてボーイスカウトや、ちょっと激しい山登り感覚の服装・準備をしておきましょう。




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