恋模様。 #5
- カテゴリ:自作小説
- 2012/05/06 15:13:58
✿主な登場人物✿
・水本 絢音(みずもとあやね)・・・美人で心優しい子。アメリカに住んでいた。
・野沢 奈央(のざわなお)・・・絢音の幼馴染で友達思いの強い子。
・高木 亮(たかぎりょう)・・・イケメンでクラスの人気もの。絢音の幼馴染。
・皆元 亮太(みなもとりょうた)・・・イケメン。意地悪。絢音の幼馴染。
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第五章「噂の裏側」
絢音「何コレ・・・?」
そこには私が書いた手紙が張り出されていた。
奈央「絢音・・・コレどういうことなの・・・?」
奈央は絶望に落ちた顔をした・・・。
絢音「この手紙がなんでここに・・・・。あれは亮にしか・・」
亮「なんだよコレ!!!!」
そういって亮は手紙をビリビリに破いた。
亮「誰だよ・・・。誰だよ!これはったの!!!!」
この日はだれもなのり出なかった。
そして、放課後私が一人で残ってた時間・・・。
_____________ガラッ。
由梨「絢音ちゃん。ちょっといいかな・・・?」
それは、1つ上の三年生の先輩だった。
絢音「はい・・・。なんですか?」
由梨「あの手紙見たでしょ?あれはった犯人しってるの。」
え!!!
絢音「教えてくれませんか・・・?」
由梨「ええ。あの日・・・。大雨の日よ。」
奈央が諦めるって言ってくれたときね・・・。
由梨「あの日、私忘れ物があって・・・。9時くらいにとりにいったの。そしたら」
そしたら・・・・・・・・・?
由梨「奈央ちゃんが掲示板に一生懸命張ってたの」
え・・・・・・・・・・!?奈央・・・・が・・・・?
絢音「見間違いじゃないんですか?」
由梨「いいえ。私は視力が自慢なのよ?間違いないわ」
嘘・・・・・・・・・でしょ・・・・・・?なんだったのあの日の優しい声は・・・。
絢音「ありがとうございました」
なんで絶望におちた顔をしていたの?謎が多いよ・・・奈央・・・。
そんな時、1人私の前に立った。
亮「絢音!ごめん・・・あの手紙・・・。」
絢音「え?」
亮「奈央家にいれたときだとおもうんだ・・・・。」
私は亮にそっと微笑んでいった。
絢音「もうアメリカに行くから日本でなにあってもいいの。バイバイ」
そういって亮の横を通ったでもそう簡単にはいかしてくれなかった。
亮は私の手をつかんでいった。
亮「待てよ!やっとお前が帰ってきてくれたのに・・・やっと幸せが見えたのに!」
絢音「知らないよ!そんなの!!幸せ?なにそれ!そんなのなんかない!」
あ・・・・・・・。私・・・なにいってんだ・・・・。
亮「俺にはあるんだよ・・・。お前っていう幸せが・・・・・。」
亮はすごく悲しい顔をしていった。
絢音「っ・・・・・。もうやめて。追いかけるの・・・やめて・・・。」
そういってつかんだ手をそっと離して私は帰った。
亮「絢音・・・!!」
名前なんか呼ばれてもふりむかない。そう決めた。
でも・・・名前を呼ばれるたびに、涙があふれてたまらなかった。
ついに私は路上でしゃがみこんで泣いてしまった。
あの場所から結構離れていたのに、亮はまだ追いかけていた。
亮「はぁ・・・・はぁ・・・。絢音・・・・待てよ・・・。」
絢音「もうやめて!私に幸せをつかむ権利なんてないの!!」
そういった瞬間亮は悲しいような怒った顔をしていった。
亮「幸せになる権利?誰にもねーよそんなの」
絢音「え・・・・?」
亮「いいか?幸せになる権利なんてもんはいらねーんだよ。幸せになるのは
人間の・・・・。皆の自由なんだからよ。」
そういって私を優しく抱き寄せてくれた。
亮「幸せなんてそう手にはいるもんじゃない。でも・・・。つかもうと思えばつかめる。
幸せは努力しないと手にはいらねーんだ。努力なしで幸せなんてバカだろ?」
絢音「亮・・・・。」
そういって微笑む亮をみてまた涙がでた。
もう・・・。亮が好きって・・・。大好きって確信できた・・・・。
もうこれ以上・・・。我慢する事はないのかな・・・・?
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第六章へ続く・・・・。
※実話ではありません。
はいb
そうですね、させましょうか。