第10話~さくらの真実~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/05/05 17:57:16
~これまでのあらずし~
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第10話
女王様は伝説を思い出した、
風と大地と水と炎とそして光の力がすべての世界と宇宙を救う
女王様は叫んだ
女王様:その力は魂を浄化する力です、
それで哀れな魂を浄化させてあげて下さい!
さくらとシルフは頷いた。
シルフが杖で何かを取りはらうように振る動きをしながら呪文を唱える
シルフ:「聖なる風よ、邪悪な力を取りはらい、魂を導け!」
ゾンビの体が宙に舞い上がる、邪悪な力が消えていく
そして、さくらが呪文を唱える
さくら:「聖なる光よ、邪悪な鎖を断ち切り、魂を導け!」
ゾンビの体に闇色の鎖が現れる
さくらがそれを断ち切る、
その途端、ゾンビは笑顔を浮かべて浄化され、魂は冥界へと送られた。
戦いが終わったと感じた二人は元の姿に戻った
さくら・シルフ:「フェアリーパワーオフ!」
けれど、さくらの髪の毛は元に戻ってもフェアリーバージョンのままだ、
それを見て、女王様がさくらに向かって言いました
女王様:さくらさん、あなたがなぜ強いのかがやっと分かりました
あなたには・・・・フェアリーの血が流れているのです!
さくら:えぇぇぇ~!?私にフェアリーの血が?!
嘘?!だって、私は普通の両親から生まれたのよ?!
さくらは驚いて混乱していた、
女王様が詳しく説明してくれた
女王様:少し昔の話です・・・・・
一度この世界は絶望に覆われました、でも
一人の青年がこの世界に希望をもたらした・・・・
その人は人間でしたが、この世界で不思議な能力を得ました
そして、その若者はこの世界を離れ、人間界へ行き
結婚して子供を産みました。
その時、さくらは何かが引っかかった、昔効いたことがあるような話だ
さくらは思わず、口に出していた
さくら:その話・・・・聞いたことがあるような・・・・・
たしか、祖父と祖母から聞きました・・・・
女王様は驚きの表情で私を見つめた、
そしてこう言いました
女王様:祖父のお名前は?
さくら:祖父の名前は山里ライトと名乗っていました
外国人だったみたいですが・・・・それが何か・・・?
シルフ:この世界に伝えられている伝説の勇者の名前があるんだけど・・・・
その勇者の名前はライトっていうんだ
さくら:じゃあ・・・・私の祖父が伝説の勇者?
私の力は祖父から受け継いだって言う事?
女王様:そういう事になりますね、祖父はあなたに力を渡しました
そして、この世界の未来をあなたに託したのです。
さくらは思わず聞いてしまいました。
さくら:どうして私なんですか?
両親でもよかったはずなのに・・・・?
シルフ:それはきっと、君のどんなときにも諦めない希望の力があったからじゃない
かな?それと、悪に負けない強い心と勇気があるから!だと思うよ^^
さくら:そうかな・・・・・?私ってそんなところあるのかな?
シルフ:うん^^
僕もその性格に助けられたんだしさ^^
女王様:あの・・・・お二人にお話ししたいことがあります
貴方がたはもしかしたら・・・・・
この世界に伝わる伝説にある勇者と姫君ではないでしょうか?
さくら・シルフ:え・・・・・・?ぜったいにありえません!
女王様:実は、貴方がたは勇者と姫君の条件が当てはまっているのですよ・・・・・
女王様は二人が伝説の勇者と姫君だというが、果たして真実は・・・・?!
~続く~
今回もけっこううまくかけました!
続きをこれからもがんばっていきます!
私もアリスがどうも辛い事が起きたようです。
何かは、第5章を見てからのお楽しみです!