✿主な登場人物✿
・水本　絢音（みずもとあやね）・・・美人で心優しい子。アメリカに住んでいた。
・野沢　奈央（のざわなお）・・・絢音の幼馴染で友達思いの強い子。
・高木　亮（たかぎりょう）・・・イケメンでクラスの人気もの。絢音の幼馴染。
・皆元　亮太（みなもとりょうた）・・・イケメン。意地悪。絢音の幼馴染。
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第三章「強い気持ちが心を汚す」

奈央「亮が好きなんだ・・・」
絢音「違うの！今のは・・・・！！」
そういって私は奈央に言った。
奈央「何が違うの！？だってさっき亮の家から出てきたじゃん！」
見られてたの・・・・・！？
絢音「それ・・・は・・・・。」
言い返せなかった・・・。
奈央「何もいえないの！？バカみたい！最低・・・・・！」
そういって奈央は走っていってしまった。
絢音「奈央・・・・。」
私はバカだ・・・。バカなんだ・・・。アホらしい・・・・。
そういって私はないて帰った・・・。

絢音「なんで・・・キスしちゃったんだろう・・・。」
あの時・・・。ビンタすればせずにすんだ。
でも・・・・。受け入れてしまった・・・・。好きだから・・・・。
絢音「あぁ～もうっ・・・。こんな気持ちなくさなきゃ・・・。」
はやく・・・・消さなきゃ・・・・。

ピンポーンピンポーン♪

絢音「誰・・・？」
ドアをあけた。すると・・・・。
亮「絢音・・・・。」
絢音「何しに来たの！？帰ってよ・・・・！」
私はドアから押し出した。でも亮は出て行かなかった。
亮「待てよ！この手紙なんだよ！！！」
あ・・・・・。あの手紙・・・・。
亮「絢音・・・。奈央は俺を好きだから付き合えって・・・何？」
絢音「それ・・・・は・・・・。」
亮は私の両肩をつかんでいった。
亮「俺は絢音がすきだっていってんじゃん！なんだよこれ！！」
絢音「私も好きだよ！でも・・・・。奈央が・・・悲しむから・・・。」
そういって私はうつむいた。
亮「絢音・・・。」
絢音「だから・・・・。好きな気持ちは消さなきゃいけない。」
亮はすごく悲しい顔をした。
亮「奈央の事は好きになれない。俺は絢音一筋だから」
そういって亮は帰っていった。
奈央「へー・・・。誤りに来たけど・・・。来た意味なかったか」
亮「奈央！！！！」
奈央「もういいよ。諦めるね・・・じゃあね。」
絢音「奈央・・・・！」
奈央は大雨で傘ももたずに暗闇に消えていった。
亮「ごめん絢音・・・。俺奈央探すわ。お前はここにいろ。な？」
絢音「わかった・・・・。」
私が行ったら・・・。傷つくだけだもんね・・・・。
奈央をもう・・・これ以上傷つけたら最悪な女になっちゃうし・・・・。
そう思って私は部屋へ戻った・・・・。
でもなんでだろう・・・。亮が奈央を見つけたら２人きりだよね・・・・？
それを考えると私は・・・。心が痛くなってしまった。
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第四章へ続く・・・・。

※実話ではありません。