✿主な登場人物✿
・柊　桃（ひいらぎもも）・・・美人で最高のモテ女。楓と隼人の娘。
・中山　龍太（なかやまりゅうた）・・・イケメン。麻友と龍の息子。
・小中　美奈（こなかみな）・・・可愛い女の子。桃とは昔から仲良し。
・中山　正木（なかやままさき）・・・イケメン。龍たとは双子。同じく息子。
・相川　由利子（あいかわ　ゆりこ）・・・新聞部の部長。理事長の娘。　
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第二十三章「大好きな気持ち」

桃「ふぅ～・・・。今日はなんかよかったなぁ～・・・」
私は部屋で独り言を言っていた・・・。
そして私の頭は・・・あの時の正木の言葉でいっぱいだった・・・。
桃「正木は・・・・あんな風に考えてたんだなぁ・・・」
新塚先生に説得してるときの正木の顔・・・
まるで天使みたいに輝いていたなぁ・・・・・。
桃「正木・・・・・。私も同じ気持ちだからね・・・。」
私もあの言葉を聞いたとき、同じ気持ちだと思えた。
桃「ふふっ＾＾なーんてねっ♪さっ、寝ようかなっ～！」
そして夜がすぎていった・・・・・・。

正木「桃ー！おっはぁ～！」
『ドキッ』と心臓から音が聞こえた。
桃「おはよう・・・正木・・・。」
目があわせらんないぃ・・・・。
正木「昨日の事・・・。あんまり気にしないでくれよ・・・あれはただの・・・・」
桃「私も！・・・同じ気持ち・・・だなって思った・・・から・・・。」
すると正木は顔を真っ赤にして照れた顔をした。
正木「そっ・・・そーなのかぁー？へ・・・へへへ・・・。」
正木まで目をあわそうとしなくなった。
龍太「イライラするから離れろ！行くぞ！桃！」
といて手をひっぱった。
そして学校へついた・・・・。

桃「ふぁ～・・・眠いぃ。。。」
美奈「確かにねっ・・・。てか今日龍太君に言うの」
え？？？言う？
桃「何を？言うの？」
美奈「ふふっ＾＾大好きな～き・も・ち❤」
はぁーーーーーーーーーーー！？待って待って！またゴタゴタおきる！！
桃「もうちょいまったらどーかなぁー？」
美奈「えぇ～？いいじゃーん☆頑張るから応援してね☆」
どーしようどーしよう！！！！龍太が付き合えばいけどさぁ！
龍太「小中。話って何？」
美奈「えぇ～？あとでちゃんと話すからっ❤待っててぇ～」
あああああああああああああ！！だめぇ～～～！
桃「そのっ！」
美奈「桃！応援してねぇ！＞＜；」
・・・・・・・・・・・・・・・なんもいえねー。
桃「もちろん！任せてよ！応援なら１番だよｂ（ゝ∀∂＊）」

バカっ！なにいってんの私っ！！
正木「桃っ、ちょいいい？」
・・・・・・・・・・？？？
桃「うん・・・・」
私は教室の外へ出た。

桃「何・・・？」
正木「龍太、お前諦めようとしてるみたいだ」
え・・・・・・・？
正木「昨日・・・諦める。諦めるってずっと言ってた。様子も変だったし・・・」
そんな・・・・・！
桃「美奈の事好きじゃないのに付き合うっていうの！？」
正木「うん・・・。龍太は俺とちがうみたいだな・・・。」
正木と・・・・・・ちがう・・・・・？
桃「何が違うっていうの？」
正木「俺はお前がそばで笑ってくれたらいいんだ。特別なんて・・・望んでない。
　　　　ただ・・・なんかあったら支えになりたい。守ってやりたい。それだけなんだ」
桃「正木・・・・。」
正木は・・・・うつむいていった。
正木「龍太は・・・・お前が特別な奴にならなきゃいやみたいだな・・・」
そんなことって・・・・・。あるの・・・？
だったら・・・・無理だよ・・・・・・・・。
だって今私が好きなのは・・・・・。
桃「正木・・・あなたが今１番だから・・・だから・・・・龍太には悪いけど・・・」
悪いけど・・・・付き合えない・・・・。そう言おうとしたんだ・・・・。
でも・・・後ろから誰かが私の手をひっぱって言うのを止められたんだ・・・・。
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第二十四章へ続く・・・・・。

※実話ではありません。