第7話~守りたいもの~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/05/03 18:05:42
~これまでのあらすじ~
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=346994&aid=39939995
第7話
ガキン!
金属がぶつかり合う音がした。
不思議に思ったさくらが目を開けると・・・・・
シルフとデスが睨みあっているのが見えた。
デス:貴様・・・・・、邪魔をするな!取引は成立しないと、
両方破滅を迎えるのだぞ?いいのか?
シルフ:俺はお前とは取引していない、
だから俺は対象から外れるんだ。
それに俺はさくらに守ってもらった・・・・・
だから俺がさくらを守る!それにさくらが守りたいものは
俺も一緒に守る!
デス:なるほどな、ならばお前を倒すまでだ!
「邪悪な闇よ、鎌に宿り命を狩れ!」(鎌に闇の力が宿った)
シルフはそっとさくらに言った
シルフ:ここは危ないから下がっていてくれ。
大丈夫、ルナム―ンが守ってくれるさ^^
そう言ってさくらを抱えて別の場所に連れて行った
さくら:シルフ・・・・・
無茶しないでね・・・・・?
シルフは無言でうなづいた。
そして、デスと向き合った
デス:良い面構えだな。死ぬ覚悟ができているのかな?
こちらから先に攻撃するとしようか。
デスは何の前触れもなく、表情も変えずにテレポートした
どこに現われるか分からない、それがシルフに不安を感じさせた
シルフ:(どこにいるかは・・・・・目で見ないで気配で感じる)
シルフは静かに目を閉じた、デスが現れる場所は把握できた
だが、距離が届かない、剣は近距離型だ、
逆に鎌は中距離型、投げることで遠距離型として使える・・・・
その時、シルフの頭に考えが浮かんだ。
その瞬間、デスの声が聞こえた
デス:これで終わりだ。
黒い鎌がシルフを標的に投げられた。
シルフは自分に到達する前に呪文を唱えた・・・・・
シルフ:「風よ、風の刃となりて我に従い・・・悪を弾け!」
暴風が巻き起こり、デスの鎌は弾き飛ばされた
デス:そんな・・・まさか?!俺の力をはじくなんて・・・・?!
デスは素早い動作で鎌を拾い上げ、シルフに斬りかかった
だが、一足遅かった。
シルフは風を操って相手を少し浮かせた。
そして、真剣な顔で呪文を唱えた
シルフ:「風よ、邪悪なものを縛り、邪悪なものを倒し、封印せよ!」
デスがテレポートをしようとしたが風の速さにはかなわなかった
風に縛られ、封印されていく。
デス:お前なんかに負けるとは・・・・・・・
なかなかやるな、シルフよ、最後に忠告だ。
我々は絶対に負けない・・・・・・・
デスはこの言葉を残して、封印されて紫色の玉になった
玉に書かれている文字は「誘」だった
さくらがいつの間にか自分の所へ来ていて、
さくら:シルフ!大丈夫?!
怪我してない?
シルフ:大丈夫だよ^^(言いながら人間の姿に戻る)
みんなが起きる前に早く元に戻らなきゃ^^
さくら:それもそうね・・・・「フェアリーパワーオフ!」(元の姿に戻る)
放課後にしっかりと聞かせてもらうからね!
嵐:はいはい、分かりました。
この後、体育館では何事もなかったように授業は続けられ、
放課後になった。
~続く~
今回も書きました^^
ちょっとシルフも力をつけてきましたが、これからが本番です!
次はどんな敵が待ち受けるのかはお楽しみに^^
うちも第二羽を書くから楽しみにしててね。
同じ㊥②とは思えません!!
友達ですね
よろしく
プ、プロなみだよ!!
どうやってそんなに上手く書けるの??
教えて~~