Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


君からの贈り物。 #21

✿主な登場人物✿
・柊 桃(ひいらぎもも)・・・美人で最高のモテ女。楓と隼人の娘。
・中山 龍太(なかやまりゅうた)・・・イケメン。麻友と龍の息子。
・小中 美奈(こなかみな)・・・可愛い女の子。桃とは昔から仲良し。
・中山 正木(なかやままさき)・・・イケメン。龍たとは双子。同じく息子。
・相川 由利子(あいかわ ゆりこ)・・・新聞部の部長。理事長の娘。 
・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第二十一章「生徒と先生」

新塚「あれは何年前かな・・・。皆がまだ入学してないころ・・・だね」
新塚先生は私たちが入ってくる1年前の事だという・・・・。
新塚「あのとき・・・私は退屈してた・・・。そして・・・。1人好きな人ができた・・・。」
先生はこの話をしてるとき・・・・悲しい目をしていた。
新塚「もうその人は輝いてたわ。なんてたって退屈してた私に輝きをくれた人だもの」
先生は心の底からその人が好きだったんだな・・・と。
新塚「でも・・・その人は生徒だった・・・。でも・・・・。好きで好きでたまらなかった・・・。」
桃「先生・・・・」
新塚「私たちは内緒で付き合っていた。いつも派手にデートもできない日々だった。
    でも・・・・。それでも愛してると・・・あの人は言ってくれた。そしてとうとう・・・」
先生・・・・・。もしかして・・・・・・・・!
新塚「私たちの関係は最悪な状況でばれた。新聞部の写真であきらかになったの。
    そして・・・あの人は私に告げたの。『別れよう』って・・・・・。」
そんな・・・そんなことって・・・・・。
新塚「別れる時、あの人は私にこう告げた。『生まれ変わったら普通の恋を一緒にしよう』と・・・」
そんな・・・・・・・そんな・・・・・・・・・。
桃「うっ・・・・うっ・・・・ひどい・・・」
私は涙で溢れていた。
正木「その人はどちらに?」
新塚「まだあの高校にいるわ・・・だからやめるのよ。ちょうどクビだしね」
先生は悲しい顔をした。
新塚「でも・・・最後に会いたい・・・なぁ・・・・。」
先生・・・・・・・・・・・・。
桃「待ってて!今すぐつれてくる!なんて名前?」
新塚「その人は・・・。相川拓斗っていう名前なんだけど・・・・」
は?相川・・・たく・・・・と?
桃「あの・・・ちなみにその人何歳ですか?」
新塚「同じ年じゃないかしら・・・?あの人当時は中学生だったみたいだし。」
って・・・・・・・・・・・・・・・ことは・・・・・・・・?
新塚「入学式にも出たわ。でも・・・ばれたからアメリカへいったみたい。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!知らないの・・・かな・・・・。
新塚「それっきり会えてないの・・・・。」
桃「任せて!先生!!!!」
そして私は走って拓斗を探しにいった。

拓斗「あっれれ?桃ちゃんー?」
見つけた!!!!!!
桃「拓斗!一緒に来て!」
そういって手をひっぱって新塚先生のもとへ行った。

新塚「拓斗・・・!」
拓斗「マリ!」
ふふっ^^あとは2人にまかせるかなっ❤
そう思って私は外へでてドアの前から盗み聞きしてた。
新塚「久しぶりだね・・・いつ帰国したの・・・・?」
拓斗「最近。またここに転入してきたんだ。」
会話はずんでる!よかった・・・・。
新塚「その・・・・。またあえて嬉しいな・・・・・。拓斗」
拓斗「あのとききっぱり別れたじゃん」
新塚「最後に会いたくて・・・・」
しんみりした空気だなぁ・・・・・。
拓斗「最後?」
新塚「うん・・・クビになっちゃって」
拓斗「マジで!?じゃあまた付き合えるのか・・・・?」
新塚「ううん。もう・・・拓斗とは終わりにしようと思う・・・・。」
なっ・・・・・・・・なんでぇ!?
拓斗「なんでだよ・・・・・・なんでだよ!!!」
新塚「私もあなたがまだ好きよ!?多分・・・永遠に好き・・・。でもお互い一緒に
    いたら・・・・・あの時を忘れられなくなってしまう・・・・・・・・・・・・・・。」
新聞をだされた時ね・・・・・。
拓斗「それでもいい!マリといれるなら」
新塚「いままでありがとう・・・・素敵な恋ができた・・・・。お互いいい人見つけようね」
先生・・・・・・・・・なんで・・・・・・・?
拓斗「マリ・・・・。俺も・・・ずっと好きだから・・。」
やばっ!出てくるっ!
私たちはいそいで隠れた。
拓斗「なんで・・・うっ・・・・マリ・・・好きなのに・・・。」
拓斗・・・。よし!先生に聞こう!!
桃「先生!」
新塚「あぁ~~~~~~!うっうっ・・・わぁ~~~~ん!!!!」
桃「っ!先生・・・・」
正木「新塚も・・・好きなんだよ・・・。好きで好きで・・・たまらないんだよ。」
その姿をじっとみつめる正木だった・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第二十二章へ続く・・・・。

※実話ではありません。

アバター
2012/05/03 23:13
はじめまして!
前から読ませていただいています!!!
とってもワクワクドキドキするお話ですね!!!
つづきが気になります!!

私今「恋愛小説書いたり読んだりしましょう!!」というサークルをしています!
小説を書いたり読んだりします!
aichaさんにもぜひ入ってほしいと思いましてコメントさせていただきました!
迷惑でしたらすみません><;
消していただいてもよろしいので><
アバター
2012/05/03 19:22
続きが.....!!
アバター
2012/05/03 18:09
ああ~><続きが気になる><
アバター
2012/05/03 17:59
続きが気になる



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