第6話~新たな力~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/05/03 12:55:18
~これまでのあらすじ~
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=346994&aid=39921753
第6話
さくらはついにどっちにするかを決めた。
さくら:シルフと私の命を引き換えにするわ。
ただし、二つの条件があるわ。
デス:条件?死神にそういうことを言う女は100年生きていて
初めてお目にかかったな・・・・・・で?条件とはなんだ。
さくら:一つはシルフを無傷で開放すること・・・・・
もう一つはここにいる皆を傷つけないこと。
この二つが条件よ、どう?
シルフ:(こいつが本当に約束を守るってさくらは思っているのか?)
(こいつは卑怯者なのに・・・・・・?)
デスはシルフとさくらを交互に見た。
デス:良いだろう。約束を交わした以上、のがれることはできないぞ?
どう見てもお前が損なだけだと思うのだがな。
さくら:先にシルフを解放しなさい。
そして、シルフが無事にこちらに渡ったら私もそっちに行くわ。
デス:いいだろう、逃げることはなさそうだ。
そういうとデスはシルフを解放した。
シルフはさくらの所へ行き小声で話した。
シルフ:なんで・・・・・自分の命を犠牲にしようとしてまで、
僕を助けるのか分からない・・・・・・
さくらはその問いに優しく小声で答えた。
さくら:それは、貴方がまだ可能性を秘めているからよ・・・・・・・
貴方が消えたらいけないのよ。
それに考えがあるの・・・・・・・
これ、預かってて^^絶対に大丈夫だから!
さくらはシルフに懐中時計を渡した。
デス:話は終わったかな?
さっさとしてくれ、俺は仕事の合間に来たんだからよ。
急がないとリーダーに怒られちまうんだ。
さくらは背筋を伸ばして、デスに近づいた。
その時のさくらは・・・・・
デスも少し怯えていたように見えた。
さくら:さっさと、終わらせるんでしょ?
なんで怯えているわけ?私がそんなに怖い?
この言葉は誇り高き死神のプライドを傷つけた。
そして、何も言わずに鎌を構えた。
そして、突然さくらに斬りかかった。
その時、さくらが何か言いかけた。
まるで、それが合図のように、懐中時計が輝きを放った・・・・・
その光がシルフを包み込んだ。
次の瞬間、シルフは草原に立っていた。
シルフ:なんだ?何が一体起こったんだ?
それにここは・・・・・?
突然、風のような声が聞こえてきた
?:未来をつかさどる風の勇者よ。
私の声が聞こえますか?
シルフ:聞こえます、貴方は誰ですか?何処にいるんですか?
?:今は教えることができません。
あなたに託すものがあります。
これで、友達を救ってあげて下さい。
シルフの周りに光が集まった。そしてそれは何かを形造った。
シルフ:これは・・・・、剣ですか?
その剣は、風のように軽いのに、何でも切れそうだった。
?:それは、あなたに与える新たな力の源・・・・・
さぁ、時間がありません!早くお行きなさい!
その声が言い放った途端、シルフはまた、体育館に戻っていた。
そこでシルフは驚いて目を見開いた。
デスがさくらの頭に鎌を振りかざし、さくらは眼を閉じているが、
時間が止まっていた。
シルフ:時間が止まっている?
驚いているシルフの頭の中に声が響いた。
?:時間が動きます。さぁ、身構えなさい。
シルフがさくらの元に行こうと走り出した途端、時間は動きだした
さくらに向かってものすごい速さで振り下ろす鎌が先か、
またはシルフがさくらを助けるのが先か・・・・・
天ははたしてどちらに味方するのか・・・・?!
~続く~
今回も上手く書けませんでした・・・・><
かんそうお願いいたします
私の方はもうちょっと、多めに書いてるね。
私も書いたから、読んでみて!お願い!
感想を楽しみにしています