第5話~絶体絶命?!~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/05/02 22:12:50
~これまでのあらすじ~
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=346994&aid=39891523
第5話
さくらと入れ違いで体育館の上空に現れた怪物・・・
いや、大きな鎌を持った、黒い髪と赤い瞳の青年だった
見た目は青年だが、放っているものは恐ろしく邪悪なものだった・・・・・
そんなことも知らない先生はさくらを探していた
先生:おい、誰か山里を知らないか?
嵐:さくらさんならタオルを取りに行ってますすぐ戻りますので^^
先生:そうなのか・・・・困ったな。
嵐:どうしたんですか?
先生:実はな、山里にお手本をやってほしかったんだが・・・・誰か代わりを・・・・・
?:それなら僕がやりましょう^^
先生と嵐は同時に振り向いた
そこには青年が立っていた、だが、嵐は感じ取った邪悪な気配をしっかりと。
先生:君は誰だい?学校の生徒ではないね?
?:僕は死神シキと言います^^ここの卒業生で見学させてもらってます^^
先生:そうなのか、じゃあお願いしようかな^^
嵐:(やばいぞ・・・・・さくら、早く来てくれ!)
―その頃さくらは・・・・―
さくら:なんで、体育館と教室がこんなに遠いのよー><
今、やっと教室に着いたところだった
さくら:確か机に・・・・あったあった^^
懐中時計を首に下げた途端邪悪な気配を感じ取れた。
さくら:この気配は・・・・・邪悪な闇の気配だわ・・・急がなきゃ!
(急いで廊下を走っていく)
―体育館では―
シキ:では、やらせて頂きます^^
はっ!(思いっきり蹴ったボールがゴールの網を突き破った)
先生:ちょっと・・・・やりすぎですよ。壊したら弁償しないとなんですよ・・・・・
シキ:弁償なんて必要ありません、どの道滅ぶのですから^^
(シキの手に邪悪なパワーが現われる)
嵐:先生!その人から離れて下さい!危険です!
叫んだが遅かった、シキが両腕を広げた瞬間、
体育館全体が魔界のような場所になった。
先生やクラスメートは、邪悪なパワーに包まれて気を失っている。
シキ:ククク、人間というのは簡単にだまされるな。
だから人間は愚かだ・・・・・・
生きている価値もない!
嵐:そんな事言うな!この死神め!
シキは嵐を睨んでこう言い放った。
シキ:ほう、私の力で気を失わないとは・・・・・・
お前は普通の人間ではないな。
嵐はゆっくりと息を深く吸った、その途端
嵐の髪は黒から鮮やかな青に変わり、瞳は綺麗な緑になった。
シルフ:俺はシルフ、またの名を未来をつかさどる風の勇者だ。
お前の名はなんだ?
シキ:俺の本当の名はデス、またの名を邪悪な死をつかさどる死神さ。
お前が噂のシルフか、あの・・・・デビルを倒したという少女の知り合いらしいな
だが、お前は邪悪な力で縛られていたと聞く
しかも、一人の少女も守り切れなかった!
お前は役に立たない勇者なのだな。
シルフは何も言えなかった、まさにその通りだったのだ。
自分は役に立たない、そう絶望しかけたその時、
?:あんたなんかにシルフの何がわかるわけ?
何も知っていないのにそんな事言わないでもらえる?
シルフとデスは声のする方を見た、さくらだ。
さくら:シルフ、ごめん><
遅くなっちゃった分早くかたずけなきゃ^^
(懐中時計を掲げて)「フェアリーパワーメタモルフォーゼ!」
さくらの姿は以前とは少し違っていた
髪の色と瞳は一緒だったが、光のオ―ラを少しだけまとっていた
デス:(このままでは、勝ち目がない・・・・・何か策を・・・・・)
その時、デスは思いついた、さくらに絶対に勝てる秘策を。
デスは瞬時に行動した、シルフの背後にテレポートをした。
そして、目にも止まらぬ速さでシルフを捕らえた
デス:もしお前が攻撃をしたら・・・・・・こいつの命は無いぞ?
さくら:シルフ!シルフを痛い目にあわせたら私が許さないわ!
シルフを放しなさい!この邪悪な死神!
デス:ならば、条件だ。
お前とこいつの命を交換するのだ。
お前が犠牲になれば、こいつは助かる・・・・
だが・・・・、犠牲にならなければ・・・・・(鎌をシルフに近づける)
こいつの命は・・・・・
さくらは考えた。
さくら:(自分が犠牲になればシルフは助かる・・・・・・)
(でも、私を消した後に次に消すのはシルフだろう。)
(いったいどうすればいいの?!)
不利な状況に追いつけられたさくら。
彼女は一体どうなるのか・・・・・・・
~続く~
えーっと早く続きが読みたいという方がいたので
急いで書きました。間違いがあったらお知らせください<m(__)m>
感想もついでにお願いします^^
でも、放すって漢字が間違ってるよぉ!
死神・・・・
死神より、ゾンビだろ!!(
I♥ゾンビ((キモ
素人じゃないみたい!デビューできるかも?w
あぁ次回が楽しみ~