✿主な登場人物✿
・柊　桃（ひいらぎもも）・・・美人で最高のモテ女。楓と隼人の娘。
・中山　龍太（なかやまりゅうた）・・・イケメン。麻友と龍の息子。
・小中　美奈（こなかみな）・・・可愛い女の子。桃とは昔から仲良し。
・中山　正木（なかやままさき）・・・イケメン。龍たとは双子。同じく息子。
・相川　由利子（あいかわ　ゆりこ）・・・新聞部の部長。理事長の娘。　
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第十四章「私と・・・」

桃「正木・・・・」
龍太「正木？正木なら理事長室行ったけど？」
えええええ！言ってないのにぃ！？
由利子「私が伝えたのよ」
あっ・・・・この人は・・・・・。
桃「先輩！」
由利子「もういったわ。だからもう伝えなくていいわよ」
桃「はい・・・ありがとうございました。先輩」
といって私は不安げな顔をして帰った。。。。
だって・・・。正木が・・・なにされるかわかんないじゃん・・・。
気になるから理事長室言ってみようかなっ・・・・。

・・・・・話し声が聞こえる。ここでも十分話聞けるよね・・・。

理事長「娘を殴ったとか・・・・」
やっ・・・やっぱりその話かぁ～・・・・。
正木「殴りましたよ？でもそれは娘さんが桃に嫌がらせしたからです」
正木・・・私のためだったんだね・・・・。やっぱり・・・・。
理事長「その理由を全部消しなさい！柊さんのためってやつ・・・・」
えぇ・・・・？理事長・・・・・？
正木「なんでですか？」
理事長「私はあなたが好きだからよ・・・・悲しいのだから。」
え・・・・・・・・・・？
正木「はぁ？意味わかんねーっす。」
私もわからない・・・なに言ってるの！？
理事長「私と付き合いなさい！！！」
はぁーーーーーーーーーー！？
正木「いやいやなんの嘘なんですか？旦那いますよね？」
そうよ！正木に愛人になってほしくない！それに・・・・。
いくら正木が好きだからって・・・・。
理事長「旦那？そんなん関係ないわ！あんたを愛人にするまでよ！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！？ㆀ
正木「俺は愛人にも、彼氏にもなりません」
理事長「あら。なんで？お金もあるわよ？」
すると次の瞬間はっきりとした声が聞こえた・・・・。
正木「俺が好きなのは桃だけですので。」
ドキっと心が揺れる・・・・・・。
理事長「そう・・・。だったら退学ねぇ？正木君」
っ！？Σ（´д｀；）
正木「どうぞ。俺は１人の女を見てれるならなんでもしますから」
ま・・・・正木・・・・なんでそこまで・・・・。もう我慢できないっ！
桃「理事っ・・・・」
行こうとすると誰かが私の手をつかんだ。
由利子「今行ったらどうなるの？どうするの？」
由利子先輩だった・・・。
桃「でも正木がっ！！！！」
由利子「正木は桃のために必死なのよ。ふりむいてもらいたいってね」
振り向いて・・・もらいたい・・・・？
由利子「桃のためだったら、命でも捨てるんじゃない？正木は・・・。」
私のために・・・命も惜しくない・・・って事・・・・？
桃「そんな・・・・」
由利子「だから首をつっこんじゃだめだ。」
そうだよね・・・・・。
そう思って私はドアノブから手を離した・・・。
由利子「でもまさかママまじで愛してたとわねぇ～・・・」
あっ・・・・・そっか・・・・。
桃「嫌じゃなかったんですか？その・・・正木が好きって知った時・・・」
由利子先輩は悲しい顔をした・・・・。
由利子「そりゃーかなしーよ・・・。でも・・・パパは好きじゃないから・・・私。」
えっ・・・・・？
由利子「パパの事愛してないから。私。」
嘘でしょ・・・・・？？
由利子「だからしょうがないかもねっ。ママも好きじゃないんだろーしぃ？」
桃「あの！」
由利子先輩はそのまま帰ってしまった・・・・。
私もそのまま帰ることにした・・・・・。

美奈「あっ、桃ー！もぉ～どこ行ってたわけぇ？」
桃「ごめんごめんっ；」

ピーンポーンパーンポーン♪

先生「１年３組中山龍太君、いますぐ理事長室へ来なさい。」

美奈「えぇ？龍太君が・・・・・・？」
桃「次は・・・龍太・・・・？」
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第十五章へ続く・・・・。

※実話ではありません。