Nicotto Town



手が届かない。模様が無い。

「忍者物語」に態々続くと書いたのは

全部出来上がっているのだけど、

2000文字の規定でいっぺんに載せられないから。

で、持って其れをやっていると他のブログが書けないので

「つづく」と書いて別ネタを書く。

実は昨日、久しぶりに和服を来て出かける用事が出来た。

出かける友人が自宅から車を出すと言うので、

彼女の家に集合となった。

其処で私は彼女の家まで公共の乗り物で行って

彼女の家で着物に着替える事に。


さて、何年ぶりの和服であっただろうか。

娘に散々着せているし、昔着付け教室にも通ったので

着れない訳がない。

そう、散々着付け教室で買わされた可笑しな帯揚げは

その時限りで使えない。

でも、娘に散々着せているので自分で着れるはずと

たかをくくっていたのが間違いのもと。

まず、こんなはずじゃなかったと言う程、

帯の前に襦袢をきて、着物を着て伊達締めをつけた時点で

ぼろぼろである。

凄い着崩れ。

着物から襦袢の襟の出る大きさが違うし、

しかも襦袢の襟がぼこぼこと波打っている。

どうも襟真を入れる場所を間違ったのかも知れないが、

合って居る様に思うけど、なんでこんなにぼこぼこに波打っているのだろう?

兎に角、襟真を手で押さえて何とか並み立たせを強引に引っ込める。

其の為に襦袢のあわせがずいぶん広がった。

いや、これはまずいだろうとわきから手を突っ込んであっちをひっぱり
こっちを引っ張りと少し直す。

今度はせっかく抜いた「ぬき」が無くなった。

着物の裾をまくって襦袢を引っ張って「ぬき」を作る。

もう、其の時点で着物は酷い状態だ。

詰りあわせが、前身頃が畳にくっついている。

あっちを引っ張りこっちを引っ張りしながら

やっとまた「伊達締め」しめなおす。

更に襦袢の襟の出グワイを同じにして、

やっと帯。

こらしょっと手先を持って背負って

ぐるぐるとまわって、え~次が、帯が探しても手が届かない。

その内に帯がたれてくる。

またこらしょっと手先を持って背負ってぐるぐると

で、探して何とか追って仮ひもで結んで

よっこらせとお太鼓を上げて、驚いた。

模様が無いのである。

詰り模様付の名古屋帯なので太ると

模様の位置がずれでしまうのだ。

勿論、みんなとっくについて私待ちである。

友達はさっさと私の前で着終わっている。

汗る私を尻目に待って居る人にお茶を出して

おしゃべりをしていたがあまりに遅いので様子を見に来た。

模様が無い、前もお太鼓にも

ボー然とどうしようと思っている私にまずひとこと。

「あんた、足袋を最初に履かないと!」

いや、足袋より先に帯を見てほしい。

「模様が無い!」の一言で3人が私を囲んで帯を解いて

あーでもないこうでもないとやって、

「はい、まわって」で、まだ模様が半分しか出ない。

また解いて、あーだ、こーだで「はい、まわって」で

私がぐるぐる・・・・。

最後は強引に引っ張って前の模様を出して、

何とかお太鼓にも模様を出して。

右と言うと右足に足袋をはかせて、
左と言うと左足に旅を吐かせて、

もう、ロボットの様になった体で

車に乗せられたけど、

とても食べ物など入る雰囲気で無い。

最後まで、卒倒しそうなわたしを横に

「楽しかったねぇ、また着物でおでかけしたいわねぇ」って・・・。

着崩れしない様に人に着せる時はきつく帯を締めていたけど、

昔の人はこんな思いをしてたわけ?

というか、模様付の名古屋帯って、粋だけど、

太ると大変な事に・・・。

と、言う訳で、今日は洗面台の流しの下をきれいに拭き掃除。

横の壁も拭き掃除。

そう、つまり、帯の手先の長さをどの位短くするかを

何度も閉めては解いてとやり直して、

死にそうになるまで閉めなくても良いように

練習をするのです。

何せ、お風呂から上がった所に全身を映す鏡が有るので、

此処でちゃんと模様が出るかを何度もやって確かめる訳。

そんなんで今日はお出かけを止めて

お風呂場の脱衣所の掃除をやりました。

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2012/05/05 16:21
ジョシィー 様

私も草履にしようかなと思い始めています。

と、言うのも今は伸びる足袋ソックスもありますし、

実は一度作って貰った事が在るのです。

足袋のオコゼの部分に名前も入れて貰いました。

其れが履けなくなってしまって・・・。

太って履けなくなったと言う事は体のサイズに合わせて足も変化すると言う事。

普段ストッキングやソックスなのでそれほど感じないけど、

オーダー下足袋は露骨に其れを知らせます。

で、考えてやっぱり草履で何とかできるならと。

詰り本格的な草履屋さんが無いので、ほとんどがきもの屋さんでサイズが決まったのから選ぶ事に。

今ネットで、草履専門店を探して居ます。

或いは鼻緒を直してくれる草履を売っている店を探している所。

鼻緒を伸ばすのは、自分でもできるらしいので、

ひっくり返してみましたが、やって失敗したらと思うと怖くてやめました。



其れよりもリサイクル屋さんで、履きなれたアンティークの素敵なのをと薦める友達も居ましたけど。

アンティークな草履なら、祖母のもあるので・・・・。

雨用の草履が在るのは初めて知りました。

北海道は雪用の草履が在るのですけど、前にカバーが付いたの。

其れの事かしら?

其れだとしたら、北海道は「雪草履」と呼んでます。

同じ物かしら?裏が滑り止めの様にぎざぎざになってます。

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2012/05/05 11:07
北海道だと、衣替えとかいえないかもしれませんね^^;
寒かったり、しちゃうのですね;;

雨のときは草履で悩みますね・・・草履は濡れると一気に悪くなってしまうので、雨用の草履を履くのですけれど、それを脱いでしまうのならいいけれど、立式のパーティーなんかだと、別に履き替えを持って行っています。

足袋のオーダーは憧れますが、前に神楽坂に住んでいる友達が、近くにある足袋屋さんでオーダーしようと採寸したら、まったく普通サイズなので断られたと聞いて、売っているものでも合わない訳ではないので、やめましたw

よっぽど痛いとかでなかったら、楽な草履をお勧めいたします^^
今は、太目の鼻緒のおしゃれなのが沢山でていますので、良いのを選んで足に合うように挿げ替えて貰うといいのではないでしょうか^^
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2012/05/04 00:53
ジョシィー 様

小紋だと、どうしても名古屋帯で、着物に模様が全部入っているので母も前とお太鼓に模様が入っているのを
選んだのでしょう。

ピンクと塩谷の白帯と鼠、これで大体の小紋に通用します。

全通しだと附下位に成らないとバランスが。

附下だと袋の名古屋帯。それは母も古い方から頂いた昭和の初め頃の帯。

附下でもほうもんぎに通用させる様な獅子が付いたお正月用のそれでも名古屋帯で

お正月のお呼ばれに当時の人は常に着物を着ていたので、在って便利な帯だったのでしょう。

一度も使わないでそのまま来ました。

大正時代の着物は演劇をやって居る人にあげました。

あの時代の独特の着物は今は手に入らない様です。

でも、もう懲りてしまって、季節がらこれから一重何だけど、北海道は寒くて、

着物季節の決まりが合わないの。

思い切って、安い小紋と全通しの帯を通販で買おうかと毎日ネット販売を見て悩んでいる。

今は仕立ててもらっても、昔の様に丁寧にしないし、ミシン縫い。

サイズもM・Lで別けられるだけなので、ネットで安くても同じ。

一番オーダーしたいのが足袋。

私のサイズを計って、其れを作って貰おうかと思って、悩んでいる。

凄い金額だけど、一度サイズを計ってオーダーすると次から安くなる。

最初がとても高いの。


もし、痛くならない草履を履いて大丈夫なら、そっちを買おうかと

連休の予定は着物でお出かけが雨で中止になったから、

ちょっと草履屋さんを覗いてみようかなと思っている。

凄く、悩んでいるのよ。

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2012/05/04 00:17
全通だと模様がどこへ行ってもだいじょうぶだけれども、着物との釣り合いが有るから、ちょっと野暮ったく成っちゃうかもですね^^;
粋な模様はちょっと無理かも・・・コレまでお持ちの着物だと、感じが違ってきて、結局お着物から作る事に成ってしまいそうですね;;
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2012/05/02 16:22
ロイ様

私、男の人の着物姿が好きです。

父は私の子供の頃は着物を着てました。戦後すぐの頃です。

周りにも着物を着ている大人の男の人が多かったです。

中はステテコです。

私はズボンをはいて更にまた着物を着てと不思議に思っていました。

男の人は下腹に三尺を絞めて居ました。おリボン結びで楽でしたよ。

本当にスカーレットオハラの気分でしたよ・・・・。(*ノД`*)

いや、あたらしい模様の全通しの帯を買うと言ったら、

「ボンレスハムみたいな体を何とかしなさい!」 の言葉が耳に響いて・・・・。

私の名古屋帯って、全部、母のだけど、おしゃれだったから、前とお太鼓に模様付なの。

全通し模様の帯と違って、機械で作るのじゃ無く、手がきとか、其処だけの刺繍とか。

今は1万円もしないで機械で作った全通しの安い帯が出ているのよ。

痩せるより、早いと思うのだけど。

友達も其れを知って居て着ないとダメだと言うの。

でも、今、ヤフーと楽天で、ネットで何でも良いので全通し模様の帯を検索している所。

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2012/05/02 14:18
あれ~、のたもたさんが和服の着付けで奮闘?!@# 和服の良さは、体が細身でも太身でも、体のサイズに合わせて買え代える必要なく、上手く着付けできることだと思ってました。 意外と、落とし穴が...

「着崩れしない様に人に着せる時はきつく帯を締めていた」なんて、「風と共に去りぬ」の映画のシーンで主人公のスカーレットがコルセットに奮闘した場面を思い出しました^^

ああ、男に生まれてよかった^^ この(中年の)お腹では、きつく帯締めたら窒息死してしまいます><

ところで、「男の人が粋な鯔背に浴衣を来ているとドキッ」なんて、のたもたさんまだまだ若いですね^^
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2012/05/01 01:09
ツツム 様

男の人は其の着崩れが粋な年代が有るのですけどね。

所謂大人の男です。

若造はきちんと来てうぃうぃしいです。

でも大人のある程度の年代は上手に着崩すと粋に見えて素敵です。

その時を逃さず着ないとといつも男の大人の人を見ると思います。

息子は今は痩せてしまったので、浴衣が似合わなくなりました。

華の命も短いけど、男の華の命もそんなに長くない様な。

中年のおじさんが浴衣を着崩すとだらしなく見えるでしょ。

中年の叔母さんがちょっと着崩れた浴衣を切ると色っぽい。

着物って、何度も着こんで着なれないと体になじまないのですよね。

大人の男の人が粋な鯔背に浴衣を来ているとドキッとします。

私は、汗だくの奮闘の後の虚脱感の中に居ます。

着物がとお~く、離れていくのを、かんじてます・・・・・。
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2012/05/01 00:29
着物きるのも大変ですねえ!

いつも、艶やかな出来上がりしか見ていないので、着る時のことはさっぱりですが、、、

昔の人の普段着はもっとラフだったんでしょうけど、
訪問着となると、、、

でも、姿勢もピシッとして、格好良く見えますよね。^^



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