君からの贈り物。 #10
- カテゴリ:自作小説
- 2012/04/29 14:54:02
✿主な登場人物✿
・柊 桃(ももやまもも)・・・美人で最高のモテ女。楓と隼人の娘。
・中山 龍太(なかやまりゅうた)・・・イケメン。麻友と龍の息子。
・小中 美奈(こなかみな)・・・可愛い女の子。桃とは昔から仲良し。
・中山 正木(なかやままさき)・・・イケメン。龍たとは双子。同じく息子。
・相川 由利子(あいかわ ゆりこ)・・・新聞部の部長。理事長の娘。
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第十章「問題」
桃「正木!やめてぇぇ!!!」
正木は由利子先輩を殴ってしまった。
由利子「いったぁ~・・・。なにすんのよ!!」
由利子先輩はカンカンに怒っていた。
桃「誤って!正木!!」
私はあせっていた。だって由利子先輩は、
大金もちの娘だから・・・・。正木なにされるか・・・。
由利子「あなたカッコイイから誤ったら許すけど?」
そういって由利子先輩は意地悪な顔をして笑った。
そんなことは無視して正木は叫んだ。
正木「誤るのはテメェーだろうが!んだよコレ!桃の事バカにしてんのか!?」
正木は私のために怒ってくれていた・・・。
桃「正木・・・。ダメだよ!誤って!!!」
でも・・・。もう遅かった・・・。由利子先輩はもうキレていた・・・。
由利子「わかったわよ!じゃあもうママに言うからね!」
由利子先輩はすぐに、理事長室へ向かっていってしまった。
桃「早く誤って!正木!!」
正木は私の両肩をつかんでいった。
正木「俺は、お前のためだったらなんでもできる。学校でもやめれるさ」
といって優しい顔で微笑んだ・・・。正木の顔に一瞬心が揺れた・・・。
桃「ふ・・・ふざけないで!そんな問題じゃな・・・」
正木「俺はお前が苦しむほうが問題と思うから。」
桃「っ・・・・!」
正木は強く言った。そして・・・。
正木「俺・・・、多分退学だから家帰るわ」
またあの優しい顔で微笑んで帰った・・・・。
その笑顔は・・・・・。私の心になにかをてらしてくれた・・・。
龍太「桃!わりぃ!俺も帰るわ!正木心配だし!」
桃「へっ?」
あの2人・・・。仲直りしたのかっ・・・。よかったなぁ・・・。
とホッとしてる場合ではないと思い、私はすぐ理事長室へ向かった。
理事長「何事なのですか?由利子」
由利子「ママ!あのイケメン正木がねぇ!!」
私は勢い強くドアを開けた。
理事長「あら・・・?柊さんではありませんか。どうかなさいました?」
よかった・・・。まだ話してないみたい!!
桃「ちょっと由利子先輩かりてもいいですか?」
理事長「ええ。娘になにかお話があるのならどうぞ。」
理事長は丁寧に由利子先輩を外にだしてくれた。
由利子「もう正木は許さないぃ~!」
由利子先輩の決心は堅かった。でも!
桃「正木は私のためにしてくれたんです!許してやってくれませんか!?」
由利子先輩の顔は変わんなかった。
由利子「無理。だいたいあなたが好きっていうのも許さないぃ~」
えぇーーーーーーーー!ㆀ
桃「そこをなんとかぁ~!!!」
由利子「無理ぃ!私殴った罪は重いのぉ~~~~!」
由利子先輩は大声で叫んだ。すると・・・・。
メイド「由利子様を・・・。殴った・・・・?」
たまたま理事長室に行こうとしていた
理事長のメイドに聞かれてしまっていた。
桃「あの!こ・・・これはぁ・・・・。」
メイド「奥様に知らせます!誰ですか!?由利子様!」
メイドさんは由利子先輩に問いかかった。
由利子「正木にぃ~殴られたぁ~(泣)」
由利子先輩はメイドさんの前で嘘なきした。
メイド「由利子様なかせるなんぞ許しません!奥様にっ!!!」
あぁ~~!だめぇーーーー!!!!!!
『ガチャ』っとドアの開く音がした。
理事長「由利子を・・・。中山君が殴ったのですね?柊さん・・・。」
や・・・ややや・・・やばぁ~~~~~!!!
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第十一章へ続く・・・・。
※実話ではありません。
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