君からの贈り物。 #8
- カテゴリ:自作小説
- 2012/04/28 15:07:03
✿主な登場人物✿
・柊 桃(ももやまもも)・・・美人で最高のモテ女。楓と隼人の娘。
・中山 龍太(なかやまりゅうた)・・・イケメン。麻友と龍の息子。
・小中 美奈(こなかみな)・・・可愛い女の子。桃とは昔から仲良し。
・中山 正木(なかやままさき)・・・イケメン。龍たとは双子。同じく息子。
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第八章「桃の迷い」
桃「あれ・・・?正木!?」
龍太の胸から離れた後に見えたのが正木だった。
正木「なにしてんの?」
正木は複雑な顔をしていた。
桃「正木・・・・」
そんな正木をみて、答られなかった。
龍太「別に?抱き合ってただけだし?なぁ?」
桃「ちょ!ふざけないで!」
正木のいる前でなんてこと言うのよ!!!
正木「へぇ~そう。んじゃあ俺はもっとすごい事するわ。」
といった正木は私の方へ近づいてきた。
桃「え・・・・?な・・・なに?」
すると正木は顔を近づけてキスをせまったきた。
桃「ちょ・・・。やめてぇ!!」
『バチィーン!』と音が静かな公園に鳴り響いた。
私は正木のほほをビンタしてしまっていた・・・。
桃「あ・・・・。ご・・・ごめん。そういうつもりじゃ・・・・。」
正木はうつむいたまま言った。
正木「もういい。わかったから」
そういって公園からさっていった。
桃「どうしよう・・・。傷つけすぎた・・・。」
わたしは自分を責めた。せいいっぱい責めた。
龍太「帰ったら正木に言っとくから」
言っとく・・・?何を?私・・・なにいってほしいの?
そう考えるとバカバカしくなってしまった。
桃「ううん。なんも言わないで?関係が崩れるだけだし」
私は何を言ってくれるの?と聞きたかったけど・・・。
2人の関係を壊すようなことはしたくないから・・・聞かない。
桃「じゃあ帰るね!」
私はいそいで帰った。でも・・・。なんでだろう・・・?
走って帰ってるとき・・・。なんだかほほが冷たくぬれている。
そっとほほをさわるとそこは、涙でぬれてしまっていた・・・。
桃「バカみたい・・・。なんで泣いてんの?覚悟したじゃん・・・。」
そう独り言をつぶやいて家に帰っていった。
でもぬれるほほはかれることなくぬれ続けていた・・・。
楓「あらっ?泣いてるの?めずらしく遅いと思ったら」
今日はめずらしくパパもいた。
隼人「桃。おかえり。」
パパは優しい声で呼びかけてくれた。
桃「パパ・・・。私ね?」
PLLL....
ケータイの音が鳴り響いた。
『正木』と書いていた・・・・。
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第九章へ続く・・・。
※実話ではありません。
正木にも幸せになってほしい....
んー 続きが気になる。。。 正木からなんてきたんだ~~???!!ww