✿主な登場人物✿
・柊　桃（ももやまもも）・・・美人で最高のモテ女。楓と隼人の娘。
・中山　龍太（なかやまりゅうた）・・・イケメン。麻友と龍の息子。
・小中　美奈（こなかみな）・・・可愛い女の子。桃とは昔から仲良し。
・中山　正木（なかやままさき）・・・イケメン。龍たとは双子。同じく息子。
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第五章「桃がついていく方」

桃「今日は私の誕生日だぁ～！」
そう！４月２４日・・・。私の誕生日です❤
龍太「おーい。桃ー！」
でも・・・。誕生日だけどあの状況は変わらない・・・。
正木「桃！早くしないとおくれっぞ！」
おまけに２人は覚えてないし・・・。もぉ～・・・。
桃「うるさい！今から行くから待ってなさぁ～い！」
私は強く窓をしめた。
そしてドアをあけて、２人の前に立った。

龍太「おっせぇ～ぞ桃！」
む・・・・むかつくぅ～・・・。殴りたいぃぃぃ・・・・。
桃「はいはい！ごめんなさいねぇ～！」
ったく！女の子の準備は忙しいんだからね！
正木「俺は別に怒ってねぇ～よ」
ま・・・・正木・・・・。
桃「ありがとう！正木ぃ～！！（泣）」
正木のこういうところが好きなんだよなぁ～・・・。
龍太「ちっ・・・・。」
正木「ふっ・・・・」
私はまた２人の間にはさまれて学校へ向かった。

桃「はぁ～・・・。なぁ～んか疲れたぁ～」
私は机にうつみこんで言った。
美奈「あれれぇ？今日もお疲れぎみぃ～？」
美奈がひょこっと話してきた。
桃「まあねー・・・。」
すると美奈が笑っていった。
美奈「聞いたよー！桃ってば龍太君に教室で告白されたんでしょ？」
えぇ・・・・・・・・？な・・・なな・・・なんで知ってるの？
桃「待って！誰から聞いたわけぇ！？」
美奈は不思議そうな顔をしていった
美奈「えぇ？だって龍太君がぁ～・・・。」
龍太・・・が・・・・？
龍太「俺が相談したんだよ」
は・・・・・。待って・・・・。な・・・・。
桃「なんで！？美奈に相談しないでよ！バカ！！」
もう！！美奈が龍太好きだったらやばいジャン！！
美奈「大丈夫だよー❤私が好きなのは正木君だからぁ❤」
え・・・・・・・。そっ・・・そっちもダメなんだけどなぁ～・・・。
桃「み・・・美奈・・・・。」
美奈「なぁに？あっ！正木君だぁ～❤」
もしかして美奈は相談されたから正木を選らんだの？
桃「っ・・・・・。」
龍太「ふっ・・・。どうすんだよ」
このどうすんだよっていうのは告白の返事・・・だよね？
桃「もちろん・・・ＹＥＳだよ？」
昔から好きだったほうだし・・・。龍太で・・・いいもん。
しかも・・・。美奈の好きな人だ・・・し。正木は・・・。
龍太「ふぅ～ん？じゃあコレ受け取れ」
龍太は私のほうに綺麗な箱をさしだした。
桃「これ・・・は？」
その箱の中身はハートのネックレスだった。
龍太「それがあるかぎり、お前は俺の女ってことだ！」
龍太は胸を張るように言った。そんな龍太を見てると心がどきどきした。
やっぱり・・・。龍太を選んでよかったって思った。
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第五章に続く・・・。

※実話ではありません。