君からの贈り物。 #4
- カテゴリ:自作小説
- 2012/04/27 14:39:34
✿主な登場人物✿
・柊 桃(ももやまもも)・・・美人で最高のモテ女。楓と隼人の娘。
・中山 龍太(なかやまりゅうた)・・・イケメン。麻友と龍の息子。
・小中 美奈(こなかみな)・・・可愛い女の子。桃とは昔から仲良し。
・中山 正木(なかやままさき)・・・イケメン。龍たとは双子。同じく息子。
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第四章「桃の好きな方」
桃「え・・・・と・・・。なにこの状況・・・・。」
正木と龍太が私を間にはさむようにいる。
正木「あったりめぇーだろ?コイツも告白してたし。」
もぉ~!ここでいわないでよー・・・
龍太「正木にとられるわけにはいかねぇーしなぁー。」
あんたも言わないで!!
桃「もう!いい加減にしてよね!」
といって私はこの場を離れた。
桃「あぁ~・・・。疲れるぅ~・・・。」
美奈「なにがぁ~?」
美奈は私の顔の前にひょっこりと顔をだした。
桃「べ・・・べべ・・べつにぃ?」
私は美奈に言えずにいた。
美奈「ふぅ~ん。まっいっか。次移動教室だよ。行こ?」
次の時間は音楽で移動教室だった。
桃「うん」
私は黙って教室へ向かった。
先生「じゃあ教科書の~P10を開けてください。」
私はずっとボーっとしていた。
桃「はぁ~・・・。」
先生「柊さん?ちゃんとアルトリコーダーもって教科書開いて?」
桃「す・・・・すみません!」
私はいそいで教科書をあけた。
美奈「桃・・・・?」
桃「あぁ~あぁ・・・・。好きなのはぁ・・・・。」
美奈「好きな人いるのぉ!?」
あああああぁぁぁああ!美奈ぁ!?
桃「えぇ!?い・・・・いないけどぉぉぉ!?」
私は・・・・・。好きな人は・・・。いる・・・・んだと・・・思う。
でも・・・・・。
美奈「なぁ~んだぁ~。つまんなぁ~い」
美奈はそのまま帰っていった。
桃「ふぅ~・・・・。」
私がすきなのは・・・・。わかんないけど・・・。で・・・も・・・。
龍太「あれ?桃?もう授業はじまんぞ?」
桃「あっ・・・。うん・・・・。」
そう・・・・。私が見ててどきどきするのは・・・『龍太』・・・。
チャラチャラした格好してるけど、根はすごく優しいし温かいから・・・。
龍太「桃ー?」
桃「はぁ~い」
私は走って龍太の隣に行った。
そして、教室へ一緒に戻った。私の気持ちが固まってるとはいえない。
でも・・・・でも・・・。正木も・・・。好きなのかな・・・って思ってしまう・・・。
正木「龍太・・・・。あいつ・・・。先こしやがって・・・。」
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第五章へ続く・・・・。
※実話ではありません。
私も(リアルで、双子なんですけどどっちも同じ人を、好きになってしまったらどうしましょう><)
いいですなー 双子だからねー、 大変だな(