君からの贈り物。 #3
- カテゴリ:自作小説
- 2012/04/26 19:03:53
✿主な登場人物✿
・柊 桃(ももやまもも)・・・美人で最高のモテ女。楓と隼人の娘。
・中山 龍太(なかやまりゅうた)・・・イケメン。麻友と龍の息子。
・小中 美奈(こなかみな)・・・可愛い女の子。桃とは昔から仲良し。
・中山 正木(なかやままさき)・・・イケメン。龍たとは双子。同じく息子。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第三章「桃の答え」
桃「好きって言われてもなぁ~・・・。」
私は答えに迷ってしまっていた。(不覚にも。)
あいつで悩みたくはないのだが、ここで断ったら関係が・・・。
龍太「どうすんの?」
桃「へっ?」
後ろの席の龍太に問いかけられた。
龍太「断んの?」
そ・・・そそそ・・・それは・・・。
桃「無理かなぁ・・・。断るのは・・・。」
だって自分の気持ちにも整理つかないしそれに・・・。
この関係壊したくないし・・・・。
龍太「ふぅ~ん・・・。じゃあ俺も言っていい?」
桃「え?」
龍太「俺も昔から好きだった。」
は・・・・?今・・・。なんていったんだ?コイツ・・・。
てかなんなのこの双子・・・・!
桃「はぁ!?2人そろってやめてよ!冗談とかマジないわー!」
これもしかしてドッキリ!?本気で悩んだ私ってなんなの!?
龍太「いやいや・・・。本気だってーの」
う・・・・・。は・・・・・?
桃「黙れぇぇぇーーーー!!!私なんも聞いてないからね!?」
私はすべてかき消すかのように龍太に言った。
そして私は正木をつれて屋上へあがった。
桃「あれからなやんだんだけどね・・・・」
正木「龍太にも告白されたわけ?」
え・・・・・?やっぱ・・・聞こえてたのか・・・ㆀ
桃「あれは冗談でしょ!?大丈夫大丈夫❤」
正木は辛そうな顔をしていった。
正木「あいつ・・・。昔俺に言ってきたことがあった。」
え・・・・・。ってことはぁ・・・。
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!ㆀ
桃「嘘ばっか言わないで!もう帰る!」
正木「あっ・・・。」
もうなにもかもわかんないよ・・・・。
いままで幼馴染だった2人から告白されるなんて・・・。
どっち選べばいいのかわかんないよ・・・・。
桃「ただいまぁ・・・」
楓「あら?今日はだいぶ疲れてるのね。教えて?」
母は私の顔をそっとのぞきこむようにして聞いた。
桃「それがね・・・。」
私はあった事隠さず全部話した。
楓「それはあなたの好きなほうへ行けばいいのよ」
母はいつもと変わらなく、優しい声だった。
で・・・・も・・・・。私は・・・・。
桃「でもね!今までの関係が壊れたら嫌じゃない?だから・・・。」
楓「桃?関係なんてつぶれないわ。ママも同じ状況に立ったけどならなかった。」
ママは優しく微笑んでくれた。
桃「ママ・・・・。」
あの優しい声でママは私を包むように言った。
楓「素敵な恋をしなさい。桃」
私は力強く首をたてにふって部屋へ戻った。
桃「私が好きなほうへ行けばいいのね・・・・」
でも正直困った。両方すきでもないから←
桃「でも・・・最近あっちを見るとどきどきする・・・。」
そう。私の思い込みかもしれないけど・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第四章へ続く・・・。
※実話ではありません。
気になるー><