へたな人生論より寅さんのひと言
- カテゴリ:日記
- 2012/04/26 18:44:02
吉村英夫という人の書いたこの本も、実に面白い。河出書房「河出文庫」刊である。
葛飾区柴又の帝釈天だが、正確には日蓮宗経栄山題教寺(きょうえいざん、だいきょうじ)であるそうな。
仏教寺でありながら、どこか神社のような雰囲気、また地元ではない世間一般の人々には思われているところがある。
おいらが思うに、日本では神社と仏閣が同じ敷地内にあるのが珍しくないからだと思う。
京都、鎌倉などにもたくさんある。
日光の東照宮もそのひとつか。
浅草の浅草寺に浅草神社がある。三社祭りは日本の祭りのトップ10の3、4位くらいか?
で話は本題に。
昔のテレビで、「男はつらいよ」を放映していたが、まんま「フーテンの寅」であったと思う。
で、テレビで放映されていたフーテンの寅さんは、最終回で奄美大島へ行ってハブに噛まれて死んでしまう。
映画の「男はつらいよ」は、寅さんの生前の話で、テレビドラマではハブに噛まれて死んでしまうのである。
吉村氏は、知らないらしくて、この本にはひとこともその死について触れていない。
ゆえに、テレビドラマのお話と映画のストーリーは別物であると思う。でないと、整合性に欠ける。
映画では、全48作品が製作されたが、最後の48話は、奄美大島で寅とリリーと満夫と泉。
ハッピーエンドで終わるが、テレビでは同じ奄美大島でハブに噛まれて死ぬ。うまくできているもんである。ちなみにテレビでさくらの役は、5話の長山藍子さんで、マドンナ役で登場。
津坂匡章さんは、映画ではゲスト(1話)、テレビでは弟分で寅さんの最後を看取る。
なんだか、寅さん映画を批判しているみたいで、少々辛いもんがある。
亡き、青島幸雄元都知事と交互にやられていたテレビドラマ「泣いてたまるか」の延長のような気がして・・・。この「泣いてたまるか」は、毎週放映され、警官役だったり色々な役を2週間で2人が主人公でやられていた。
小学生ながら、おいらはこういったドラマが大好きであった。
随分古い話であるが、テレビシリーズの「寅さん」をかかさず見ていたから、同年代、いや若い方たちも見たいはずである。
テレビ篇、映画篇をご覧になると話が完結する。
人間渥美清さんが、癌でこの世を去る事実。阪神淡路大震災の実際の現場でロケをした。
相当ご本人は辛かったらしく、寅さんは無愛想だと震災の被災者さんは言った。もう、本来は動ける状態ではなく、口を開くのも大変だったという事実をそのような人々はあとで知る。
テレビドラマでは最終回に寅さんは死んでしまうと知って・・・・
何で亡くなったか調べていました。
教えて頂いて感謝です!
コロポックルと言う名でぇニコッとをしています。
伝言板にその日の記念日や誕生日の花をカキコしていて調べていました。
本当にありがとうございます♪