決戦!「日欧のサムライたち」展
- カテゴリ:日記
- 2012/04/14 00:09:24
問い:16世紀、世界で一番の軍事大国はどこですか?
陽の沈まぬ国、スペイン?
神聖ローマ帝国の冠を頂くオーストリア?
ルネッサンス期を迎えて華やかなりしフランス?
NO!
正解は、実は我が日本なんです。
ただし、天下統一されていたらですが^^;
群雄割拠の戦国時代、全ての大名の軍勢を合わせたら、その数はヨーロッパの兵力を遙かに凌駕。
信長が長生きしてたら、世界征服に乗り出したかも^^;?
そんな時代の日本と欧州の武具甲冑や戦のやり方を比較展示した「日欧のサムライたち」展を見てきました。
見たのはこの前の日曜日、友人と花見をしてからだったけどね。
レポートを書くつもりが、大阪の数々の市長発言で、すっかりその気を失ってました。
西洋の真っ直ぐな両刃の剣は、棍棒から進化した打撃武器。
その打撃から身を守るため発達した甲冑は、どんどん鉄の箱のようになってしまった。
全身を包んだフルプレートアーマーは、動きにくくて重くて戦いにくそう。
最初に展示してあったプレートアーマーの装飾は繊細で美しかったけど、コレを着て戦ったら、5分ともたないだろうなw
この繊細な細工のアーマーは。軽く身長180センチはあろうかと思われる、巨大な人物が着用してたみたい。
横にあった日本の鎧兜の、ほんとうに華奢なこと。
でも、その緻密な細工と存在感は、隣の西洋鎧以上だった。
手甲に打ち出された紋様も、丁寧に編みこまれた組紐も、当時の華やかさを伝えてくれました。
日本の刀は、馬に乗って戦場を駆け巡るため、反りのついた片刃。
その切れ味は、タイミングを合わせれば銃弾も切れるほど。
鎧兜も、馬に乗って駆けやすいよう、軽量化と防衛力を高めるべく、皮の小礼を組みひもと鉄片で補強したもの。
と、まるで正反対の道を歩んでいます。
どちらが優れているかは、甲乙つけがたいけど、私は日本の方がいいなあ。
種子島に火縄銃が伝来して30年。
日本全国に鉄砲は広まった。
戦国時代だから、その新兵器を見すえた戦術もあっとゆうまに変化する。
火縄銃も軽量化、玉の的中率を上げるための工夫、大型化させて連発にするなんて工夫も日本ならでは。
この当時、日本は古代から続くたたらの鍛冶技術と、鉄の精錬度は世界でも有数のハイテク技術でした。
玉鋼を鍛える技と術は、今の日本の製鉄技術にも脈々と受け継がれてます。
文化は人の技と時とその歴史が熟成され花開くもの。
…昔からの創意工夫の文化は、日本の十八番なんだなあと思った展示でした。
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2011/nitiousamurai/nitiousamurai_item.html
陽の沈まぬ国、スペイン?
神聖ローマ帝国の冠を頂くオーストリア?
ルネッサンス期を迎えて華やかなりしフランス?
NO!
正解は、実は我が日本なんです。
ただし、天下統一されていたらですが^^;
群雄割拠の戦国時代、全ての大名の軍勢を合わせたら、その数はヨーロッパの兵力を遙かに凌駕。
信長が長生きしてたら、世界征服に乗り出したかも^^;?
そんな時代の日本と欧州の武具甲冑や戦のやり方を比較展示した「日欧のサムライたち」展を見てきました。
見たのはこの前の日曜日、友人と花見をしてからだったけどね。
レポートを書くつもりが、大阪の数々の市長発言で、すっかりその気を失ってました。
西洋の真っ直ぐな両刃の剣は、棍棒から進化した打撃武器。
その打撃から身を守るため発達した甲冑は、どんどん鉄の箱のようになってしまった。
全身を包んだフルプレートアーマーは、動きにくくて重くて戦いにくそう。
最初に展示してあったプレートアーマーの装飾は繊細で美しかったけど、コレを着て戦ったら、5分ともたないだろうなw
この繊細な細工のアーマーは。軽く身長180センチはあろうかと思われる、巨大な人物が着用してたみたい。
横にあった日本の鎧兜の、ほんとうに華奢なこと。
でも、その緻密な細工と存在感は、隣の西洋鎧以上だった。
手甲に打ち出された紋様も、丁寧に編みこまれた組紐も、当時の華やかさを伝えてくれました。
日本の刀は、馬に乗って戦場を駆け巡るため、反りのついた片刃。
その切れ味は、タイミングを合わせれば銃弾も切れるほど。
鎧兜も、馬に乗って駆けやすいよう、軽量化と防衛力を高めるべく、皮の小礼を組みひもと鉄片で補強したもの。
と、まるで正反対の道を歩んでいます。
どちらが優れているかは、甲乙つけがたいけど、私は日本の方がいいなあ。
種子島に火縄銃が伝来して30年。
日本全国に鉄砲は広まった。
戦国時代だから、その新兵器を見すえた戦術もあっとゆうまに変化する。
火縄銃も軽量化、玉の的中率を上げるための工夫、大型化させて連発にするなんて工夫も日本ならでは。
この当時、日本は古代から続くたたらの鍛冶技術と、鉄の精錬度は世界でも有数のハイテク技術でした。
玉鋼を鍛える技と術は、今の日本の製鉄技術にも脈々と受け継がれてます。
文化は人の技と時とその歴史が熟成され花開くもの。
…昔からの創意工夫の文化は、日本の十八番なんだなあと思った展示でした。
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2011/nitiousamurai/nitiousamurai_item.html
有史二千年(?9
時と伝統と技で熟成した文化の国です。
まけませんとも、欧州にw
らてぃあさん
実用品を作っていたのが、技術を磨く事で芸術に昇華していく。
何事も同じですよ。
momokaさん
そうそう、日本刀の切れ味は、ほんとに凄いんです。
たぶん、日本地図はかわってたでしょうねえ。
沙羅さん
それでも中世の西欧人は小さかった^^;
飾ってた西洋甲冑がやたら大きかったとゆうwww
ジャンヌ・ダルクは田舎で育った健康優良児。
鎧きて元気に闊歩してたらしいよ。
A-Aさん
HPの鎧の装飾は、ほんとに見事なものでした。
馬鎧とかもそろいだったでしょうから、さぞや見応えあったでしょうねえ。
美術品としても、実用品としても超一級です。
さすがに一般のクラスになると、ただの鉄板でしたけど^^;
(かっちょえ~*^^*)
HPを見てあの甲冑の模様を生で見たい!!って思いました。
甲冑や鎧って実用品なんですが美術品でもありますよね❤
その最たるものが武具なのかも知れん。
ジャンヌダルクも、あんなゴツイ鎧を着けてたんやろか?
まあ、近代~現代は、どこも似たり寄ったりやけど^^;