八百万の神の国
- カテゴリ:30代以上
- 2012/04/09 22:21:13
日本が「八百万の神の国」と書いても、
平然と「君が代」を否定する人は「アニメの世界」の話とか思わないだろう。
「荒ぶる神」と言っても何の事か解らないだろう。
詰り、伝わっていない家があるのだ。
話をしていて日本人の家では無いと解る時がある。
黙っているが、向こうは気づいた事を解っているのだろう。
何故花見をするのか、何故桜を愛するのか、節分の意味も
5月の節句も関係が無いのだろう。
「君が代」を否定するのだから。
私は子供の時から、ちらちらっと大人達から色々な事を聞いて育ってきた。
還暦の私が其れを伝えないともう「荒ぶる神」を恐れる人は少なくなる。
その時が怖いのだ。
「荒ぶる神はピンポイント」で災害を起さない。
だから、恐れなさいと教えられてきた。
ピンポイントだったら、どんなに良いか。
生まれて数か月の赤ん坊がどんな罪を犯したのかと嘆き悲しんでも
その場所に居たら巻き込まれる。
石原都知事が東北の震災の時に「天罰だったら、襟を正して生きる」と
言って非難されたけど、
それと同じ事をアメリカのどこかのテレビの司会者が言って避難されているけど、
東北の人が悪事をして神の罰を与えられたと言っていない。
自分達が何か神を怒らす事をして、その怒りの現れた場所が東北だったらと
言う意味である事が解らないのである。
多くの人にもう伝わって無いが、日本とアメリカにそれが解る人が居た。
民主党政権が靖国神社に行かなかった罰かも知れないんだから、
ピンポイントだったら、どんなに其の理由が解ったのにと心底そう思う。
レイダ様の「へそのう」風習を聞いた時に
私の中で多くの教えられていた事がよみがえってきた。
日本には神社特区が在って、頑として神の教えを守って
一年中狩猟をして、神に感謝をして、其れを食べる地区が本州に在る。
其れが神の教えだから。そうやって生きろと伝わって来ているから。
アイヌもそう伝わって来たはず。
動物愛護団体の保護する事を優先した法律で、
其の風習を残す事をしなかったから。
アイヌの人は其の法律を守る方を選んだ。
私がサンタクロースの様なひげを持ったアイヌの御爺さんと話すまで、
血の伝承を忘れていた。
祖母から色々な伝承の中に厳しく守っている家には日本人以外の血を
混じる事を許さない家もあるのにと言われた。
其れから比べると我が家など緩い家で在ると言いたかったのだろう。
神話の口承など、教科書に載せて無くなったのだから、口承は
当たり前と言いたかったのだろう。
其の後、アイヌの御爺さんからアイヌに伝わる血の伝承を聞いた時に
血が混じると言う事は結婚すると言う事だと聞いた。
私の頭の中で厳しい家では日本人以外の血を混じる事を許さない。
何となく、日本人以外の人と結婚する事を許さない家が繋がった。
だが、もし破ったらどうなるのか。
天罰とは。天災とは。私も恐る恐る伝わっている天罰を話した。
指を折って「一つは・・・」アイヌのおじいさんの方が一つ多かった。
そして神を守る事。この地にとどまって神を守る事。
神を守る血を守る事。其の地区の伝承。
もしかして、其の本州かどこかの家もそんな地区で、
引っ越しても、その家は其れを守っているのかも知れないし、
そんな伝承が本州のどこかに在ったのかもしれない。
守らないと神は「荒ぶる神」に成る。
ピンポイントで無いから、山が半分崩れて
3つ位の村が土の下に成るかも知れない。
其の為に土に埋もれて生まれて数か月の赤ん坊が死んだとしても
其の子が罪を犯したとは思えない。
誰かが神を怒らした犠牲に其の村々の人達がなったのだ。
だから、神を怒らせないで襟を正した行いを常に私達はしなければいけない。
民主党が行かなければならない「靖国神社」に行かなかったからかも
知れない。
其れともアイヌが守るべき神の土地を許されざる人に住まわせているのかも
知れない。
ニセコでオーストラリア人が土地を買いたいと行った時に
地元で長い事伝承と合わせて、風習と合わせて悩まなかったか?
でも、何故許した。それはキリスト教の人達だから。
所があの地に神を否定した人が住んでも、
もう今のアイヌは唯一の神を否定したのだから、
何の事か、解らないだろう。
だが、神がもし伝承に反した事を怒った時はピンポイントで無いからね。
私がアイヌの御爺さんから伝承された総てを話せない。
だが、御爺さんはアイヌが神を裏切る時は自分は生きていないと
歳を取ってその時は生きていないと泣いていた。
「千と千尋の神隠し」で川に住んでいた神の少年ハク。
其のハクに対しての都市伝説と此の回答はいかにも日本的です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1353447123
↑でも「君が代」を否定した貴方達には此のやり取りは否定する物でしょう。
真面目にこんなやり取りがなされる国が日本なのです。
上のやり取りの意味すら解らないでしょう。
全くの同意です。
その通りです。 何故ジブリが其れを態々載せなかったのか。
ジブリはルールはルールです。と言いながら、だけど載せなかった。
其の気持ちは察するのは日本人です。
そして、ジブリはだけどルールはルールと前置きして、説明した。
そして、だけど載せなかった。それがジブリだと私もそう思います。
日本人にはそう言う所が在ります。
公に法律にしないけど、家の中で、或いは近隣で大人が教えます。
だから、大人が教えなくなった日本は怖いと思います。
大きな天災が北海道で在りました。
その時の一人の助かった被害者のインタビューの言葉が耳に残っています。
「俺達が悪かった。最初に神棚に腰を下ろしちゃいけないと教えなかったから。」
建設現場に必ず神棚を置きます。そして土地の神様に安全祈願をします。
其の神棚が届いた時に床に置いて在りました。
その上に初めて建設現場に来た若者が腰を下ろして椅子に腰かける様にして
休んで居ました。
気が付いて、其処に座ってはいけないと注意をして、
いつもの様に神棚の場所に設置されました。
偶然でしょうか?
数人の死者が出る勿論其の若者の死ぬ大事故が起きました。
問題は彼だけが死ぬんでは無く、大勢の人が死にました。
お札を貰って来て、リュックの中に入れて椅子に置いて置きました。
娘が知らないでその上に座りました。
家じゅう大騒ぎです。
神棚にお札を入れて何とか許して貰える様にお願いしました。
「何か起きるよ」と言うのが周りの大人の意見でした。
諦め顔です。
其の年に娘は自動車事故に会いました。
車にはねられて、飛ばされました。
何と娘はかすり傷でした。ランドセルがあの何重にもなって居る層がクッションになったのです。
車の助手席に同乗していた人は娘が目の前を飛んで行くのを見ています。
目撃者の人も女の子が宙を飛んだのを見ています。
其のお札の系列の神社にお詫びに行ったので
出来る限りの事をしてくれたのかも知れません。
唯、車に跳ねられると決まった事は変えられません。
「もののけ姫のアシタカ」も同じ系列の神社を訪ねる旅でした。
私がブラックといったのは ネット上でわざわざ ハクが八つ裂きにされている様子をのせる行為につぃていっているわけです。
話の筋からそうなるのはしかたがないことです。
でも、そのような画像をわざわざのせる神経についていっているわけです。
神々の契約が非常に厳しいものであることは私も知識としては知っています。
ですからハクがそういう運命になることは仕方がないことと理解しています。
余談ですが、私がインターネットを始めたのは去年の4月下旬からです。
色々と教えていただけましたら嬉しく思います。
古典の万葉集の神の枕詞は「ちはやふる」です。
「ちはやふる」意味は「あらあらしい」ですね。
此れはマンガの「ちはやふる」の中でも解説されてますが、
「荒々しい」「勢いがある」が意味だったと思います。
「荒ぶる神」については色々な説がありますが
万葉集の中には「ちはやふる神・・・・」どうのこうのは解説は「荒々しい神の様な・・・」となると思います。
荒々しく流れる川、或いは難所と言われた御坂峠。
そのほかに風土記の中に出て来る「荒ぶる神」は天災に見舞われて何人が死んだと
言う形に解釈できます。
天災や事故を「荒ぶる神」の仕業とされています。
「で、神様を怒らせると「荒ぶる神」になり天災を起こす。
だから、襟を正して、神様を怒らせない様な生き方をする」と
もうこんな事は怒らない様に自分達は神を怒らせない生き方をすると「
石原都知事もアメリカの司会者も言ったのであって、
東北の人達が天罰を食らったと言ったわけではないのです。
何故なら、神の怒りは其の罪を犯した人へピンポイントに天罰が下る場合と
全く関係が無い所に起きる場合が伝わっているからです。
例えば、女人禁制の山に女性が入ると其の入った馬鹿女達が胴体と首が離れるとか
岩に潰されるとか、生きたまま焼かれると言うのなら兎も角、
何度も、其の禁を犯した後はふもとの村が水で襲われると言うのもあります。
こんな理不尽なと私は思いますけどね。
だから、自分の犯した神の怒りを触れる行いが
どこで誰かの災難となって居るかも知れないので
何時も正しく行きなさいと言われて育つのです。
今、各家庭で年寄りが居なくて、伝わって無いのでしたら、
ジブリも其れを伝えたかったのかもと思いますし、
山の神の事も伝えないとと思ったのでしょう。
だから、ルール(神が決めた約束事でしょうか、
或いはないがしろにする事でしょうか)を犯したら、
天罰を受けるのは受けなければならないのです。
自分は、助かるから良いのではなく、何処かに災難が降りかかる可能性もあるのだと
言う事も考えて襟を正して生きなきゃと言う事も、
年寄りたちが伝承してきた事です。
一時期ハクはどうなったのかと言う論争の様な物があちこちのネットで行われました。
その時、此のサイトを読みました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1026878465
『公開当時、ジブリのHPでハクの最期についての説明があり、「すべてのことはルールに従わなければならない」という世界観により湯婆婆の言葉通り八つ裂きにされる運命をハクは受け入れているのです。』
私もこれは仕方がない事として受け入れました。
多くの人はハクを残って欲しいと思いました。
私も欲求としてあります。
ですが、ジブリの説明ではそうなるのです。
私の多くの私の祖母の年代の大人達から、似た様な事を言われて育ちました。
其れは、もう、伝えて行く人が居なければ、私の年代で伝えて行こうと思います。
「石原都知事が此れが天罰だとしたら、自分は襟を正す」と言って批判されました。
同じ様にアメリカの司会者が言って批判されました。
そしてジブリのアニメでも「荒ぶる神」「タタリ神」が出てきます。
もう一度見るのは面倒でしょうから、ちょっとだけ参考になる所を載せました。
http://homepage1.nifty.com/~yu/mononoke/mononoketext.html
詰り、ジブリ、石原都知事、アメリカの司会者が別々に同じ事を言っている。
伝えて行かなければならないと私は思います。
とても怖い事です。其れを知らなくてはならない。
貴方も伝えて行かなければならない。
詰り、アシタカ状態になる前にやめなさいと止めなければならない。
其の為にはこうなるよと教えて行かなければならない。
私の歳は60歳を過ぎてます。祖母は明治生まれです。
監督も、石原都知事もある程度の年齢でしょう。
そして、石原都知事の言う意味を理解しようとしないで、批判した。
偶然海外ではアメリカの司会者が同じ事を言って批判された。
そして「ジブリの説明も同じ事を言っているのです。」
其れを「ブラック」として片づけないで、
ジブリ映画の深さを考える事も一つの映画の見方ですよ。
小説や、漫画などでおぼえました。
ハクの件ですがこういうブラックな事はそっとしておいて触れないようにするのが良心的というか普通の感覚だと思います
わざわざこういうところまで突っ込んで話題にする種類の人たちが千と千尋の・・・を本当に楽しんでいるとは思いたくありません
なぜ宮崎駿がハクのことを最後までアニメで伝えなかったのか少しは考えて欲しいと思います
アイヌのおじいさんの涙が忘れられないよ。
其の伝承の通りに成る時は自分は死んでいない。
其れを止める人が居ない。自分が生きていて止める事ができない。
でも、和人の方がもっとなさけないよ。
トホホ・・・