介護の現場から
- カテゴリ:日記
- 2012/04/08 17:35:15
実際、介護というと、CMで流れているようなそんな甘い、綺麗な仕事ではない。
おいら、ホームヘルパーの資格をとり、いま現在は設備、営繕、ドライバーの仕事をしている。
昨年、小さな特別養護老人ホームでヘルパーさんをやっていたけど、あまりのキツさで辞めてしまった。
認知症・・・・・想像を絶する病である。
もうこの時点で、人間を廃業したと言っていい。
この老人は、もう死んでいるのだ。語弊があるかもしれないけど、もうただの動物である。
噛む、叩く、ひっかくは日常茶飯事。
その方は、おのれが何者かさえ分からない。
可哀相なのは、介護スタッフさんである。
外の隔離された喫煙場所が、唯一の休憩場所。
タバコを吸わない人も休憩にくる。
30代の女性スタッフさんは、先日、泣きながら愚痴をこぼしていた。
そういうことに、耳をかさないケアマネージャー。
スタッフさんの失敗をただ叱るだけ。呆れて物も言えない。あげくの果てに、こちらにまでトバッチリ。
毎日、朝礼で苦言を言うだけ。
ケアマネージャーは、この日本の介護制度ではいらない存在。偉そうに、自分を何様だと思ってrいるんだ。
日々、介護計画をたてるだけ。利用者様のご家族の機嫌とりだけ。
叱るだけで、スタッフを誉めない。
人は誉められて成長する。なのにボロクソに言うだけ。人を人材を育てようなんて気が全く見受けられない。
自分が存在しているから、この介護施設は保っていけていると、勘違いしている、マヌケ。自分がスタッフとしてやられてきたからなのか、それは分からない。
スタッフさんもすぐに辞めてしまう現状。
信じられないだろうが、親企業は儲けの対象にしかみていない。
それが本当の、今現在の介護行政の現状である。
一部の、ほんのわずかな良心的なケアマネージャーに気の毒である。
よって、介護士の資格を持つおいらでも、介護はごめんである。
看護師さんは、おいらのホームにも5人いるけど、立派である。