心の中のしおり~桜~ #10
- カテゴリ:自作小説
- 2012/04/06 11:41:09
✿主な登場人物✿
・小池 桜(こいけ さくら)・・・美人のモデル。桜の木が大好き。
・小早川 美咲(こばやかわ みさき)・・・ドジだけど優しくていい子。桜の親友。
・小林 舞(こばやし まい)・・・美人先生。桜と美咲とカイトの担任。
・青山 カイト(あおやま カイト)・・・イケメンで頭がいい。桜と美咲の幼馴染。
・武田 美優(たけだ みゆ)・・・美人で桜と同じ事務所の女の子。お金持ち。
・武田 美佐子(たけだ みさこ)・・・桜と美優の事務所の社長。
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第十章「心」
桜「はぁ・・・・はぁ・・・。」
小林舞とカイトが恋人同士なんて信じない!絶対に・・・。
美優「桜?」
私の前に立っていたのは人気モデルの美優だった・・・。
桜「美優・・・?なんでここに?」
美優は私の後をつけてたのかな・・・?
美優「カイトの家に行ったら、あっちへ行ったって言われたから。」
そういえば美優は小林舞と繋がってるんだっけ・・・。
下手なこと言わないほうがいいよね・・・・。
桜「そうなんだ」
でも・・・もしかしたら美優はこっちの味方かも・・・
美優「私は舞さんを信じない」
怒った顔をして美優は言った・・・。美優信じてないのか・・・。
桜「でも美優、舞さん舞さんって仲いいんじゃないの?」
美優を問い詰めるように聞いた。
美優「たしかに舞さんには助けてもらった。でも今回の事とは別だよ」
すごいなぁ・・・美優は・・・メリハリがついてる・・・。
桜「美優・・・。」
そうだ!これだよ!!
桜「美優!」
美優「ん?」
桜「私と手を組もう!んで小林舞をやつけよう!」
美優は今にも「はぁ?」って言いそうな顔をしていた。でも・・・
美優「いいよ。やろう!」
美優は私と手を組むことを約束してくれた。きっと真実をあばくぞぉ!
桜「美咲も一緒にしなきゃね^^」
といって私は電話をかけた。
PLLL.....
美咲『もしもし?桜?どうだった?』
そっか・・・美咲は知らないのか・・・。でも今は・・・。
桜「あとで話すから今すぐ来て!5丁目のカフェだから!」
美咲『え?なにそれ待ってㆀ』
私はすごく強引だが、そのまま電話を切った。
美優「美咲なんて?」
私のいるほうに駆け寄って聞いてきた。
桜「うん来ると思う」
美咲「思うってㆀ」
はっきりとはいえないけど・・・美咲なら来るはず!絶対!
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何分か後に美咲は来た・・・・。
そして私たちは5丁目のカフェで作戦会議をしたのだ。
美咲「まず、小林舞の正体を知らなきゃね」
美咲にはすべて話した。手を組んでくれるらしい。
桜「そうだよね・・・私の叔母とか言ってるけどあったことないし」
でもなんで美優は信じてあげてとかいったんだろ・・・。
美優「桜、小林舞が叔母ってことは本当よ?でも私それ以上は知らないの。」
美優・・・なんでも知ってるの?小林舞の正体も・・・・。
美咲「そうだね。桜の叔母ってことは私も知ってる。」
なんで皆知ってんの!?なんで私だけ・・・。
桜「っ・・・・ㆀ美優はお世話になったって言ってたけど・・・なにが?」
美優「私、父いないじゃない?だからママだけで生活してたから苦しかったのよ・・・。
んでママがモデル事務所を始めて、私もやるって事になって・・・ㆀ
でもローンとか払えなくなってきて・・・私に水商売やれってママが言った時に
舞さんが助けてくれたの。。。まだ若いからやめろって」
小林舞は・・・勇敢だったのか?
桜「小林舞・・・何者なの?社長の何?」
美優は考えこんでしまった。
美優「そういえば・・・なんだろう・・・。」
美優分かってないのか・・・ここも探る必要があるな
美咲「美優のママはモデル事務所の社長なの?」
美優「うん(。◠‿◠。✿)」
すごい笑顔で言った。
桜「小林舞と社長を探ろう!そっからよ!」
美優も強気な顔で言った。
美優「そうね!頑張ろう!」
美咲「よしっ!じゃあ皆でがんばりましょ^^」
こうして・・・皆で手を組んで小林舞という人物を探ることにしました。
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第十一章に続く・・・
※実話ではありません。
続き気になる・・・!