✿主な登場人物✿
・小池　桜（こいけ　さくら）・・・美人のモデル。桜の木が大好き。
・小早川　美咲（こばやかわ　みさき）・・・ドジだけど優しくていい子。桜の親友。
・小林　舞（こばやし　まい）・・・美人先生。桜と美咲とカイトの担任。
・青山　カイト（あおやま　カイト）・・・イケメンで頭がいい。桜と美咲の幼馴染。
・武田　美優（たけだ　みゆ）・・・美人で桜と同じ事務所の女の子。お金持ち。
・武田　美佐子（たけだ　みさこ）・・・桜と美優の事務所の社長。
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第九章「噂の真実」

PLLL.....

桜「もしもし・・・。」
電話をかけた相手はカイトだった。
カイト『あぁ？桜？どうしたんだよ』
カイトは知らないのかな・・・私がスキャンダル知ってるって・・・。
桜「カイトに・・・話があって・・・」
ダメだ・・・全然いえない・・・。
カイト『スキャンダルの事か？』
え・・・知ってるんだ・・・。私が知ってるって・・・。
桜「う・・・ん・・・。」
これ以上言える気がしない・・・・。
カイト『電話じゃダメなのか？』
桜「そうなの・・・直接・・・話そう・・・家・・・行くから」
ダメ・・・はっきりいえない・・・。
カイト『分かった。』

プッ・・・ツー・・・ツー・・・。

美咲「カイトの家・・・行くの？」
カイトの家を行きたがってるな・・・・美咲・・・。
でも・・・ここは・・・。
桜「うん。ここは私がけりをつけたいの・・・。」
美咲は悲しそうな顔をしたけどそのあと強気な顔をしてこう言った。
美咲「わかった・・・真実を聞いてきて！」
絶対真実を聞いてみせる・・・小林　舞なんかにまどわされない・・・！
美優「ここは舞さんがあやしい気もする・・・けどね・・・。」
桜「えっ？」
美優・・・？今なんて・・・。
美優「本当だってカイト君が言っ時・・・カイト君が悲しい顔したの・・・。」
やっぱり・・・カイトは・・・。
桜「とにかく・・・・行ってくるね」
美優・美咲「うん」
待ってて・・・美咲、美優・・・絶対真実を聞き出すからね！
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♪ピンポーン・・・。

私はカイトの家に来ていた。

桜「カイトっ！」
カイト「桜・・・。」
カイト・・・なんでそんな悲しい顔してんの？なんで・・・。
桜「真実を・・・聞かせて？」
カイトは悲しい顔をしたまま私に言った。
カイト「話す事は美優にいった。もうやめてくれよ」
カイト・・・カイト・・・なんで・・・？
桜「カイト・・・私は信じてない・・・だって！」
だって・・・？だってなに・・・？私なに言おうとしたの？
カイト「だってなんだよ・・・俺は・・・ただ・・・」
小林「あら？カイト君？」
この高くて可愛い声は・・・・。
小林「ふふっ＾＾休んでたから心配しちゃったぁ～❤」
こ・・・小林・・・舞！！
桜「あなた正気なの！？スキャンダルされてんのよ！？」
カイトは私の肩をぐいっと引いていった。
カイト「やめろ。あれは事実だ」
悲しい顔してる・・・じゃん・・・・。
桜「なんでそんな嘘が言えるの！？」
私まで悲しい顔になった・・・。
小林「ふふっ＾＾嘘じゃないもん＾＾私があなたの叔母だって事もね❤」
桜「ふざけないで！あなたが叔母さんなんて・・・寒気がするわ！」
私が本気で小林舞を否定した・・・。
カイト「やめろよ・・・桜！」
じゃあ・・・真実話してよ・・・・。
桜「カイト・・・真実を知りたい・・・教えて？」
こんなの・・・終わりにしようよ・・・。
小林「カイト君？本当の事だもんね～？」
カイト・・・小林舞となにがあったの？教えてよ！
カイト「はい・・・」
桜「なんで嘘ばっかり言うの！？もういい！」
結局なにも聞けずにカイトの家を飛び出していった。
小林「ふふっ＾＾桜ちゃんったらぁ～❤ねぇ？カイト君」
カイト「もうやめにしませんか？こんなこと」
小林「えぇ？桜ちゃんのためよぉ？」
カイト「なにもあいつのためになってない。」
小林「それくらいわかるでしょ？まさか本当に桜ちゃんのためと思ってたの？」
カイト「え？」
小林「桜ちゃんのため・・・なわけないじゃないの」
小林舞はなんのためにこんなことを？
カイトはなんのためにこんなことを？
わかんない・・・わかんないよ・・・・。
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第十章に続く・・・。

※実話ではありません。