東日本大震災から1年
- カテゴリ:日記
- 2012/03/11 13:13:38
早いもので、今日で1年です。
実は私は被災地に住んでおります。
あの日は職場で地震に遭いました。
私の職場は県の公共施設で、管理事務室に勤務しており
総合案内の受付嬢をしております。
あの日は金曜日で、貸会議室も40ほどありますので、
館内にも500人ほどのお客様がいらっしゃいました。
午後2時46分。
当館は免震構造で震度7まで耐えられるように設計されており
幸い建物に被害は無かったものの、それからが大変な日々でした。
当然、受付にいる私は大きい声を張り上げ、お客様が混乱しないように
誘導、指示・・・自分でも意外と強いことに気付きました。
本来の避難場所のはずの中学校のガラス窓が割れて避難出来ず、
急遽当館が避難場所となり、駅や近隣の施設からもこちらに避難してきて
最終的には当館には800人ほどのお客様が避難されてました。
停電、水道、ガス、電話・・・全てのライフラインが止まり
すぐ近くで津波が起こっていて、あんな酷い惨状になっていたと知ったのは
もっと後のことでした・・・
避難の方々に食事や毛布など全てを配り終わって私が自宅に戻ったのは
深夜1時ころでした。
真っ暗な中、手探りで鍵を開け中へ入ってみると物が散乱していましたが、
そのままベッドへ。
翌朝も5時頃には出勤し、食事の配給や情報収集と提供。
毎日そんな日々が続きました。
職場の人と、情報収集と現場確認に津波被害地に13日に言ってみると
今まであった家や木やお店や船や防波堤がな~~~~~んにも無くなって
皮肉にも海がきれいに見え、そこで呆然と立ち尽くし声も出ず
ただただ涙が溢れてきました。
あれから1年・・・
テレビでは特集が組まれて映像が流れますが、まだ映像は観られません。
今でも涙が出ちゃうんです。
自分では平気だと思っているんですが、ちょっと長い地震があると
手が震えてたりしてるんです。
忘れてはいけないことですが、思い出すにはまだ辛いんです。
もっと辛い思いをしている人がいる中で私がこんなんじゃダメですね。
今日は1年ということで、あの日を振り返ってみました。
昨年 このコメを見たときにリコメを書いたはずでしたが・・・(´;ω;`)
「投稿する」を押してなかったのか 残ってなくてすみません m(_ _)m
いつも見守ってくださってありがとうございます。
これからもよろしくお願いしますね^^
大変でしたね…
でも 良く書いてくださいました
昨日の夜 千葉沖で少し大きめの地震がありましたが 息子の携帯のアラームが鳴り響いて心が凍りました
ここは 震度3だったらしいのですが怖くて動けませんでした
地震 早くおさまってくれると良いですね
ニコタにいる時は ネットラジオのOTTAVAのcon brioという番組を聴いているのですが 仙台フィルの方から いろいろ話を聞いたりすると まだまだ復興したとは言えない状態のようです
3月11日にも 少人数でコンサートをされたみたいですが 演奏者の方の「寒かったけれど 心が温かくなりました」という意見が多かった中に フルートか何かの奏者の方が「とても寒くて歯がカチカチ鳴りましたが 頑張って演奏しました」と言っておられましたので まだまだ暖房の効かないホールでも演奏を聴きたいと集まっていらっしゃる所があるんだ…そういう場所でも 頑張って演奏をしてあるんだと知りました
(何だか 上手く書けなくてごめんなさい…)
まだまだ 寒い日が続くようですね
美夕さんも あまり無理をなさいませんように…
ありがとうございます;;
また涙が出ちゃいましたw
我慢していないつもりでも、我慢してるんでしょうね・・・
この傷は時間が癒してくれるでしょうか?
コメありがとうございます。
そうですね・・・大変な事態でした。
よくいう「想定外」でしたね。全てにおいて・・・
TVの映像は被災者にはただただ辛い映像ですが、
是非他の皆様にはこの惨状を見ていただいて、
何かのお役に立てて欲しいと思います。
この惨状を伝え繋げて「想定外」というのを無くしてほしいですね^^
ありがとうございます^^
歪な傷が残って、フラッシュバックとか怖いですから・・・
自分の傷は自分の傷としてちゃんと受け止めて
正しく癒して下さい。
想像もつかない大変な事態だったでしょうね^^;
ドラマや番組で映像が流れるので気をつけて視聴してくださいとテロップが流れて
何年たっても見れないんじゃないかと思いました
神戸の地震もまだ癒えない人は多いのじゃないかと思います^^;
それでも日常が増えていく事を願います 少しでも心穏やかになることがありますように
日本の誰もが色んな意味で被災者でしたね。
今日のテレビ番組は地震の特番ばかり。
黙祷の時以外はテレビは観ていません・・・
平凡の日常でいい・・・
平凡が1番幸せで、平凡が1番難しい。
いつもテレビで見て、実際に津波を経験したり、家族や知り合いを亡くされた方は見たくないだろうなあ、と思っていました。
テレビの番組も、どことなく恩着せがましいにおいのするものもあって、いやだなあと感じることがあるし、よく有名人が口にする「元気を与える」っていう言葉は本当に無神経だなあと感じます。
本当に辛い経験をした方たちの立場に立ったら、自分がその立場に立ったらどう感じるのかな、と。
私は埼玉在住で、あの日は家から3駅離れた場所にいたんですが、やはりすごい揺れで、電車も止まって家に帰れたのは夜になってからでしたけど、そこで初めて東北の惨状を知って愕然としました。
埼玉でも、最近もちょくちょく地震があります。
そのたび、やはりあの日のことを思い出します。
私でさえそうなんだから、被災地の方の心の傷はそんなに簡単に癒えるものではないと思います。