☆ゴボウ
- カテゴリ:グルメ
- 2012/03/08 00:07:14
ゴボウは中国から入ってきたといわれていますが、一説には縄文人は既に食べていたという話もあります。また、ゴボウを使った料理は結構ありますよね。キンピラやかき揚などおなじみのものが出てきますが、食用にしているのは日本と韓国だけだそうです。そのようなことがあるので、戦時中に捕虜になった外国人にごぼうを食べさせたところ、「木の根っこを食べさせられた」と捕虜虐待の罪で戦犯になったという話があったそうです。
ところで、京都では知らない人はないというくらいに有名な堀川牛蒡というのがあります。知らない人はこれを見るとびっくりすると思いますが、なんと長さ1メートル直径10センチもある大きなものです。これは京都の正月料理に欠かせないのですが、栽培には2~3年かかるという高価な京野菜です。表皮は厚くて柔らかく、中は空洞になっているのでそこに詰め物をするのが多く、味も香りもお勧めのものです。
また、堀川牛蒡の誕生には面白い話があります。豊臣秀吉は天正15年(1587年)に、京都に聚楽第を建てて一時は甥の秀次の住居にさせました。しかし、その後秀次を追放した後に壊されることになります。そして、周囲に巡らされた掘だけが残ったのですが、この掘は付近の住民のゴミを捨て場になりました。偶然その中にゴボウの屑があったそうで、春になって芽を出し、冬を越して巨大なゴボウに生長したそうです。そして、これを発見した農民が栽培するようになり、今日に至っているそうです。
大きさにもびっくりさせられますが、その誕生も面白いものですね。
その後、どうなったのか、サッパリサッパリです。
食べたいです。
今ではサラダ牛蒡とかもあるし・・新ごぼうもでるとおいしい~
京野菜に・・そんなドデカイ牛蒡があるとは!ビックリです。
でも確かに・・中に詰め物したら美味しそうですね^^