ミレニアム
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/03/07 12:22:33
遅ればせながらスウェーデンの作家スティーグ・ラーソンの推理小説「ミレニアム」(Millennium)三部作6冊を読み終わりました。
第一部 ドラゴン・タトゥーの女(上下2冊)
第二部 火と戯れる女(上下2冊)
第三部 眠れる女と狂卓の騎士(上下2冊)
あらすじはここ
http://millennium.gaga.ne.jp/original/
これらすべてがイントロで、第四部以降が本筋の予定だったとか。
残念ながら作者が急死してしまったため、第四部(途中まで書いていたらしい)以降は読むことができません。
この本で、スウェーデンの政治、福祉、司法、警察の詳細や女性に対する暴力状況が理解できるのは驚きに耐えません。
ジャーナリストであった作者の本領発揮というところでしょうか。
文章も非常にうまく、読者をぐいぐいと引き込んでいきます。
各章のはじめに短いコメントが記載されていて、小説の筋にそいながら女性への暴力状況、数学の数式等含みのある情報となっています。
コンピュータハッキングの記述からみて、コンピュータの知識もかなりのものと思われます。
出版時、スウェーデンで大評判になったのもうなづけました。
興味がある方はぜひ読んでみてください。
リメイクで評判になる前に気づかなかったなんて・・・キット忙しかったんだろうな^^;
てっとりばやく内容を知りたい方は映画かDVDで。
上映中の映画
リメイク版ドラゴン・タトゥーの女
スウェーデン映画のDVD
ミレニアム1ドラゴン・タトゥーの女
ミレニアム2火と戯れる女
ミレニアム3眠れる女と狂卓の騎士
http://millennium.gaga.ne.jp/
原作を読まれることをお薦めします。
読み始めると引き込まれるので、徹夜しないように^^
きっとハリウッド版のおかげで、もう少し待てば古本屋にたくさん並ぶだろうと、
せこいことを考えて、未読です~。
そうですね。